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2009/07/03(金)
永遠に
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今日は曇りだったが、夜になって結構降って来た。 ドモ佐藤現です。
そのロクバンカイミーティングでの事。 バンドやってて楽しい? とシンプルかつ深い質問を投げかけた? 何が楽しい?何をしてる時が? 氏はう〜んと唸ったまま腕を組んだ。 俺は言った。 俺は全然楽しくないよ、と。 しんどくてしんどくて。 崖を昇るようなもの。 行っても行っても行く先は雲の上に霞んで見えない。 つうか見る事も出来ない。 目の前の壁を昇るのに必死で。 常に冷たい風がピューピュー吹き荒ぶ。
ただそういう事が好きなんだな。 そういう所にいる自分が。 そういう事を目差してる自分に誇りを持ちたい。
週プロで猪木が言ってた。 リングで死ぬなんて名誉の旅立ちだと。 死ぬのが恐ければ辞めれば良い。 あの猪木がちょっと羨ましいような感じで言ってる。 レスラーがリングで死ぬ事は憧れに近いのか? 死を背負い戦う誇り。
猪木の記事を見て己の愚かさを知った。 俺はあれ以来、絶望感に支配され続けていた。 プロレスは死んだと思った。 三沢の死でプロレスは終わると思い込んだ。 だがそうではないのだ。 三沢は名誉の旅立ちをして。 プロレスは永遠になったのだ。
常々思う。 死ぬのが恐いのではない、何も出来ずに死ぬのが恐いのだ。 それはリングの上もステージの上も一緒ではなかろうか。 それだけではない。 仕事、家庭、人生それぞれの中で戦いはある。 明日命終わろうと悔いのない生き方をしたい。
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