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2007/05/19(土)
poem あなたへ
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わたしはコドモじゃないけれど そんなにオトナでもないし
あなたが何故悩んでいるのか、すべてを量ることさえ出来ないけれど
だからわたしがあなたにしてあげられることなんて 雪の結晶ほどの 小さく儚いモノだけれど
だからね ただ独り言だと思って聞き流してくれて構わない
明けない夜はないから。
終わらぬ冬はないから。
朝陽はいずれ、淀んだ水底さえ光で満たすだろう
あたたかさはいずれ、色彩とりどりの花を咲かすだろう
沢山悩んで、沢山足掻いて そうしてみつけた答えは、絶対に『ホンモノ』だから
沢山悩めばいいよ
人生に正解はないし間違いもない 人間がその人生の中で出す“答え”だって同じ
ヒトの数だけ正解はあるよ
あなたがその“答え”を、光を、みつけるときまで。
わたしは待ちます。
そしてあなたがわたしを必要としてくれたとき、 わたしは、笑っていられるように。
わたしもまた、独り戦うから。
本当はなにもしてあげられないわたしが悔しくて 悲しくて
だけど 待つよ。
あなたが帰る場所として。
それだけがわたしに出来ることだから
ね。
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