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2006/12/01(金)
雪平翼芝居史 後編
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さあ後編、此処から中学生に入ります。
2002年4月、一応中学入っても同じメンバーで芝居創ろうとしたんだけど上手くいかずに断念。んで演劇部に入ったけど、(申し訳ないけど)先輩たちが芝居が下手でこれじゃつまんねーな…というワケで辞めちゃう(なんか雪平駄目人間やなー(笑))。
2002年8月。 ネットで偶然新感線の次の舞台の広告を発見。母と一緒に「犬夜叉以来新感線観てないしいこうか」というコトで、チケットを取る。 新橋演舞場。 …『アテルイ』。 感想は飛ばしますが…舞台を観て泣いたのは、これが初めての経験でした。 感動、心の揺れ動き。 いまでも忘れない。 そして、これを観て、雪平は決めた。 「あたしは向こう側の人間になる」 七度目、最大の分岐点。
2003年5月。 プロダクションへ書類を送り始める。
2003年10月。 初めてのオーディションを受けた事務所に、入る。 「一年は絶対辞めない」という目標の下、結構真面目に頑張る。 アクション系の事務所だったけど身体がついていかなくて芝居のレッスンだけ受けてた。それでも凄い楽しかったけど。 そうして…初舞台が訪れる。
2004年6月12日。 初舞台…雪平にとっては、はじまりの日。 新選組の芝居で、凄い脇役だけど、ダブルキャストの芝居で全公演出演出来るというラッキーな役でした。ビビッドな黄色地の江戸時代っぽい衣裳がお気に入りだったな。 本当辛いこといっぱいあったし毎日四時間くらいしか寝てなくてしんどかったけど、公演までの半年間は楽しかった。公演の二日間はもっと楽しかった。 沢山泣いて、沢山笑って。 稽古中は毎日「絶対芝居なんか辞めてやる!」って思うんだけど、それでも稽古場にいくのは楽しみだった。でも稽古が終わるとやっぱり「芝居なんか辞めてやるッ」とか思うのね。(笑) だけどステージに立ってカーテンコールで拍手を受けていると、「あぁ…芝居やっててよかった」なんて思ってしまう。 「一生役者」…を、決意した日。
2004年10月。 見事に宣言通り一年で辞める。新たな場所で違う芝居を学ぶため。前向きにね。
2005年3月。 一ッ番入りたかった劇団であるつかこうへい劇団のオーディションを受ける。書類は皆合格(?)なので、一次審査から。一次審査突破!! 嬉しかった。この日まで毎日日舞の稽古やっててよかった…だけど二次審査。 一次審査は当日に会場で合格者を発表するんだけど、二次審査は後から書類で送られて来るのね。 何度かみたことのある、経験したことのある言葉だったけど、このとき以上にキツかったときはない。 不合格 自分ではあまり落ち込んでいないつもりだったけど、そんなことないんだなぁ…犬の散歩してたらさ、河の対岸で「あえいうえおあおあいうえお」とかって発声練習してるヒトがいたのよ。 それ観たらなんか…涙出て来て。 堕ちて悔しいとか、悲しいとかっていうよりも、自分ってこんなに芝居が好きなんだぁ、ってことが判って泣けて来た。 「一生役者」の決意を再び固め、Next Step…
2005年5月。 この前までいた事務所のオーディションを受け、契約。出だしは最高だったのに!(笑)
2005年9月、音楽を始める。 此処から事務所を辞めるまで音楽も芝居も壮絶な日々を辿るのですが、まだ振り返るには早い…と音楽史と同じ台詞を吐いて誤魔化してみる。(笑) とりあえず言うならば、どんどん芝居が嫌いになっていき、芝居やってても楽しくなくなった。 いままで人生賭けて来たことが物凄く嫌いになっていくっていうのは、嫌いなことが嫌いであるよりも辛い… そういう苦悩を今年夏まで続けておりました。 そして、
2006年7月。とりあえずレッスンを辞めてみる(事務所は辞めない)。 一度芝居から離れてみて、気持ちを入れ替えて好きになるまで待つと決める。
2006年10月。事務所を辞める。現在は事務所探しの身の上でございます。 うん、でも、一度芝居と完全離れたお蔭で、現在は芝居がやりたいって気持ちになりつつある。 音楽史よりパッとしないわりにやたら長くなっちゃったけど、まあ音楽より芝居やってる時間のほうが長かったんだから仕方ないっすねぇw 芝居に関しては色々と精神的に落ち着いて来て、そんなにワクワクはしなくなって来たんだけど(笑)、これから描いていく未来はやっぱりどんなものになるのか楽しみ。 来年にはまた芝居をやりたい。 勿論音楽も、いっぱいやりたい。 不器用なので両立って大変なんだけど、でも選べないから。 一番大切なモノって、ひとつでなければ駄目? 順位がつけられないくらい大切なモノって、決してひとつではないよね。 色々迷ったりもしたけれど、雪平芝居史はこれからも永遠に続いていきます。 勿論音楽史もね♪ 来年はあやが受験だから目立った活動は出来ないけど…違う、来年「も」。(笑) なんか早くも今年の締め括りみたいになっちゃったけどさ、まあ来年も頑張るよ(笑)。
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