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2009/06/04(木) 桜組
 「深川めし」(4月3日をクリック)で予告しているが、
小学校「桜組」のミニミニ同窓会があり参加した。

 同じ町に住むIと改札口で待ち合わせた。Iと再会したのは、
彼女が夕食の買い物をしているところであった。
 新居が爺が勤める会社の近くであったため、通勤途中の商店街
でよく見かけるようになり、新婚家庭などしばらく先のことであろう
爺にとって、いかにも新妻といった感じの彼女がまぶしかったことを
思い出す。
 
 その後、近くにスーパーができた影響か商店街が寂れて、彼女
の姿を見かけなくなった。それから何回か会っているとは思うが、
今日は久々に会って、いかにじじ・ばばとは言え連れ立って歩く
のには少々の気恥ずかしさを覚えながら、開港150年に沸く
桜木町へ降り立った。

 場所は横浜ロイヤルパークホテル(ランドマークタワー)68階にある
日本料理「四季亭」、参加者は男性5人、女性4人。
 ランドマークタワーは、何回か見たことはあるが入ったのは初めて
で、部屋からは横浜港が一望できて開港150年のときに相応しい
眺めだった。

 宴は、同窓会というよりも、お得意先の奥様方を招待しての昼
食会といった趣で、いつもの寒川関係のそれとは、ちょいと違った
かたい雰囲気で始まった。

 爺を含めて3人が日本酒を飲んでいるのに、誰一人お酌をしな
いなんて・・・もっとも、氷の詰まった箱に、フラスコみたいなガラ
ス容器に入った酒(いわゆる爺の嫌いな冷酒)が各自の前へあて
がい扶持のように置かれて・・・これでは、お酌を!というムードに
はならないよなあ・・・。

 「ヒヤで一杯」それで通じなければ、「常温で!」なんて注文
を若い仲居さんに試して、からかってみようかな!?と思いなが
ら・・・こういうのもありかなあ・・・少々の驚きを感じつつ黙々と飲
んでいた。

 しかし、今回は、部屋も10人の予約だったので、声をかける
のも限定した少人数だったが、すぐに打ち解けて、例によって小
学生の昔にもどり、何々君だの何々ちゃんだのと思い出話に花が
咲き、予定の3時間があっという間に過ぎて、同窓生っていいな
あと、あらためて思ったひとときであった。
 長い人では40数年ぶりの再会であり、思い出にひたりながら
の邂逅をたっぷりと楽しんだ。

 帰りの電車で(想い出の女性としては、最上位ランクの)Yと
隣あって座ったが、雑記帳PART−1「今はスナックのママ」
の時と同様に、40年を超える歳月が流れているのに、ついこの
まえ会ったばかりの人と話しているような感じで会話がすすみ、
気がついたら茅ヶ崎に着いていた。
 お茶でも・・・と、ほんのちょこっと気持ちがゆれたが、他の同窓
生もいることでもあり、思っただけで終わった。
 
「今はスナックのママ」はこちらから
 http://www.scn-net.ne.jp/~mickun-7/zakkityou/framepage2.htm

 Iと「じゃあまた〜」と別れて、バス乗り場への階段を降りか
かったが、のどの渇きを覚えたのと、もう少し余韻にひたってい
たい気持ちがあって一杯やろうと思ったが、なんせ4時前で、気
の利いた店は開いていないし、ひと歩きした後に、蕎麦屋でてん
ぷらでも肴にと思い駅ビルの店に入った。

 一杯やって余韻に浸りながら、「あ、また忘れた」・・・
 Sが学生寮から「桜もいつしか葉桜となり」で始まる葉書をく
れたことを覚えているか訊いてみようと思っていたのだが・・・
・・・新入生のスタートらしい、初々しさが伝わってくるような文面
だった記憶があるが、詳細は覚えていない。

 しかし”桜もいつしか葉桜となり”の時候の挨拶は鮮明に覚え
ている。正直、さすがSだなあ、手紙の書き出しってこんな風に
書くのかあと感心しきりだった。
 その後、年輪を重ねて時候の挨拶はいろいろと覚えたが、折に
ふれてこの”桜もいつしか・・・”が思い出されるのであった。

 そんなこんなを思い出しながらの生中は、ノドゴシよく五臓六
腑にしみわたるのでした。
 「また会う日まで、皆さんごきげんよう、健康に留意して元気
に再会しようぜ。」
  


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