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2006/11/23(木)
映画「父親たちの星条旗」
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アカデミー賞受賞、夕日のガンマン クリントイーストウッド監督作品を観た。 硫黄島の激戦をアメリカからみた作品で、続編の、日本から見た「硫黄島からの手紙」が近日上映だ。 星条旗を摺鉢山に掲げた兵士達の有名な写真があるが、実はあの写真は、ある事情で一本目を降ろし、二本目の旗を掲げているところを写したものだが、新聞に掲載され、写っている兵士は英雄として一躍有名になる。(6人中3人はその後戦死) 初めて知ったが、当時さすがのアメリカも戦費が逼迫していて、国債でその補充をしようとしていたが、あまり国債が売れていなかった。 そこで、英雄にまつり上げられた3人の兵士達を国債販売促進のPRにつかう。どこへ行っても大歓迎で「自分達は、ただ旗を立てただけで、英雄ではない」と苦悩する兵士達。 さんざんに利用されて、やがて戦争が終り忘れ去られていく兵士達の末路は・・・・・予備知識なしに観に行ったのだが、単なる戦争映画ではなく、なかなか内容のある映画だった。
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