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2008/03/18(火) 失う事の悲しみよりも
「初心にもどる」
とか、
「基本に忠実に」
とか。

そうだな。
一度、もどってみよう。

過渡期に入っている事は感じていたし、
混沌(こんとん)している今を、
そう感じなくなってきている事が
一番の問題なのだ。

そろそろ臨界に達したか?

今を捨て、始まりに戻る事。
築き上げてきた事を、本当に僕は捨てられるのか?
不安は僕を呑み込む。

それでも、本当は解っているのだ。

もし、このまま今にしがみついていれば、
僕はきっと、大切な何かを失くすだろう。

それだけは、どうしても回避したい。

そう思ったら、心に静けさがもどる。
迷いや不安など皆無(かいむ)。
在るのは、大切な何かを貫きたいという心。

僕は淡々(たんたん)と告げる。

「牛丼、並で」

そう。
最近、僕が牛丼屋さんでオーダーする物と言えば、
変わったタイプの牛丼にさらにトッピングを2種類。

空腹と言う欲求、
「冒険心」という大儀の裏に隠れている、
歯止めがはずれ、暴走を始めた物欲。

そんなオーダーで、出てきた牛丼は、
「牛」以外の具とトッピングの多さで、
「米」と「具」のバランスは崩れ、
「味」はお互いに主張するのみで、
交わることを忘れている。

混沌としたその丼を食している僕は、
もはや「牛丼」である事に気が付けない。
それよりも、その混沌に満足さえ感じ始めている。

臨界に達したのだ。
もはや「牛丼」ではない。
だって「牛丼」だと気がつけない牛丼なんて、あるものか!?

普通の牛丼が運ばれる。
しかも、サイズ並。

僕は食べる。
「牛」の味がする。
僕は今、牛丼を食べているのだ。

思ふ。
あの、混沌とした中で、「牛」だけは、
ひたすらじっと「牛」であったのではないか?
牛丼である事を、守ってきたのではないか?

「牛」の大きさを感じる。
ありがとう。

そこに、トッピングのタマゴが届く。
そう。
実は、タマゴだけ、追加注文したのだ。

牛丼にタマゴ。
もはやこれはトッピングではなく、
牛丼の一部ではないかな?
と、僕は判断したのだ。

届いた「温泉タマゴ」を、
牛丼にかけ、再び食す。

やっぱり、牛丼には「生タマゴ」だよね。
って、半熟だし。
そりゃそうだよ。
追加したの、温泉タマゴだもの。


ニアミスにより初期化失敗。


さて。
お知らせです。

通常木曜日は定休日ですが、
今週の木曜日は営業します。
お時間の在る方は、ぜひ、ご来店ください。

明日、水曜日は通常どおり、定休日とさせて頂きます。
ニッキもお休みです。

では、また木曜日に。

よこち


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