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2007/09/03(月)
素を感じるときって「あ、超純粋」みたいな
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ミスプリントしてしまったハガキ。 これを郵便局に行って交換する。
お店をでようとした時、 ハガキを忘れそうになる。
「あぶない!」 これでは、サイフを忘れて買物に行った、 サザエさんになってしまう。
僕はあわてて、紙袋を手に取る。 この紙袋の中にはあらかじめミスプリントのハガキを入れて、 準備しておいたのだ。
数分後、郵便局に到着。 さっきの紙袋を持ち、局内へ。
局内に入る手前で、見知らぬおっさんとすれ違う。 半笑いで、ボソボソ独り言。
変なおっさんだな。 昼間から半笑いで独り言は無しでしょ、 と思いつつ、局内に入る。
予想以上に込んでいて、僕の目的の受付の列の最後尾に並ぶ。 5人位待って、やっと僕の順番が。
意外と早かったかな。 などと思いながら、僕は受付の女の子にハガキを渡すべく、 紙袋を開ける。
「あ!」
時間が止まる。 そこにあるハズのハガキは無く、 その代わりに在ったのは、紙袋いっぱいに詰まった、 ジュースの景品のオモチャ。
なんなんだ、いったい!? なぜにオモチャ? こんなオモチャに、見覚えなんて・・・・。 有るのだな、コレが。
それは数日前。 ジュースメーカー勤務の友達から、 余った景品を大量にもらったのだ。
それを、紙袋に。 そう、さっきハガキを入れた紙袋と同じ紙袋に。
と、回想シーンから現実に戻る僕。 目の前には受付の女の子。
なんとなく理解したらしく、 ニコっと笑う女の子。
僕もなんとなくニコっと笑い、 無言でその場を去る。
「漫画か!?」 などと1人ツッコミ。
バカすぎて半笑いしながら、 思わず独り言。 「ありえんよ」
と、ここで気が付く。 半笑いに独り言。 まさに、さっきすれ違ったおっさんと同じじゃん。
もはや止まらぬ笑い。 止めようともせぬ、その笑い。 1人でヘラヘラ笑いながらイエローへ。
お店に着いて正しい紙袋に持ち替える。
「やっぱりハガキって、コレくらい重いよね」 独り言の絶えぬ一日。
よこち
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