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2007/09/19(水)
距離
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対談風な写真を撮る。
親1人と子2人の3人なのだが、全員料理人。 僕が用意してきた「対談風」のお題は、 「自分が食べる好きな料理」である。
3人とも、ある専門料理の職人さんなので、 その「専門料理」以外の好きな料理について、 話してもらう事にする。
「うーん。料理っていうか、オレはじゃがいも」
結局でてくるのは、料理ではなく、「じゃがいも」 とか、「玉子」とか。 食材の話になってしまう。
「食材」の話から自然と「食」の話へ。
だからといって、難しい話をしている訳でもなく、 もっとあたりまえな、でも僕らには気が付く事ができないような。
きっと彼らと食との距離はとても自然なのだ。 僕らよりも、はるかに自然なのではないか?
それぞれ自分の考えはあるのだろうが、 食に対する基本的な考えが3人とも同じに思えたのは、 その距離感なのかもしれない。
そんな話をしている3人は楽しそうに見えるし、 そんな話ができる親子も幸せなのかなと、勝手に思ふ。
この3人の写真を撮らせてもらうのは、 これで2回目なのだけど、 この対談風な話を聞けた事で、 今日の写真は1歩中に入れたような気がする。
やっぱり、商売でも遊びでも、 人と心だね。
よこち
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