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2007/07/13(金)
歩き出して見てわかる事。でも、歩きださなかったら、一生わからず。
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「今しかない！」
本日、７月１３日１９時００分。
閉店の１時間前。
ペンキ塗りをはじめる。
対象は、もちろん、ピンクのヘルメット棚だ。
ペンキを塗るという作業はイエローの改装でも
数回、経験済みなので、
簡単そうで、そうでもなく、時間がかかる事も知っている。
ことに、ヘルメットの棚は個々に壁で仕切られており、
ただの平面よりも、手間がかかる事は
容易に判断ができるし、
所要時間は数時間を要する事も推測できる。
それでもだ。
本日、７月１３日１９時００分。
その時の僕は、閉店前１時間だというのに、
残りの営業時間内で、
ピンクのヘルメット棚を、黒に変える自信があり、
それが可能と判断する。
「今しかない！」
店内にお客さんがいるというのに、
その衝動は抑えられず、僕は決断する。
「ペンキを塗ろう」
棚に入っているヘルメットを移動し、
壁や床にペンキがつかぬよう処理をする。
ペンキの缶のフタをあけ、ハケをその中にかるく沈める。
いよいよだ。
記念すべき一筆目。
その一筆目、ハケでピンクの棚を一塗りした瞬間。
全ての記憶と感覚がリアルに蘇る。
蘇った事とは、数日間、深夜までペンキ塗りした、
２年前のイエロー改装の日々。
「あ、無理だ」
その一筆目で、自分の行動が、
無計画で無謀である事を認識。
途中、先輩が遊びに来てくれ、
自分「終わると思ったんスけど」
先輩「終わるわけないだろ！」
と、かるく叱りながらも、
「ハケはも一本あるのかい？」
と手伝って頂く。
先輩と別の話題で盛り上がりつつ、
閉店時間までペンキ塗り。
明日、道具も貸してくれると。
ありがたや。
さーて。
本題。だいぶ長い前ふりであったがだ。
君。そこの君。
今「ペンキ塗りしたいなー」と思った、
そこの君だよ。
明日、イエローに来店すれば、あらステキ。
ペンキ塗りが体験できるっ！
もちろん無料で！
みなさーん！お待ちしてまーす。
よこち
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