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2007/02/05(月) 描いていた「絵」にもし出合えなかったとしても。
10日くらい前の日記で、鍋のあとにラーメンを入れる事に
はまっていると書いたのを憶えているだろうか?

しかしだ、なかなかタイミングが合わず、
あれいらい「鍋あとラーメン」を実現していない。
欲求がつのる。

その欲求は一人歩きしだし、最近はスープを見ると、
ラーメンが入れたくなるという症状も現れている。

わかめスープ、たまごスープ、みそ汁、けんちん。
しょっぱそうなスープならきっとOK。

が、それですら、タイミングのいたずらで実現にいたっていない。
そんなくすぶった毎日を生きていた僕に、今日、チャンスがやってくる。

目の前に、わかめスープと、カップラーメンがあるのだ。

まずカップラーメンのフタをあける。
ちょっと迷ったが、具も使わない事を決め、
カップごと逆さまにして、余分な粉末スープ、
具を全て取り除く。

お湯を入れて数分。
そのお湯を捨て、さらに2回、新しいお湯で麺をゆすぐ。
余分な味を無くしたかったのだ。

次にわかめスープ。
わかめスープの粉末を器にいれ、熱いお湯を一気に注ぐ。
ラーメンの受け入れ体制は整った。

わかめスープとラーメンのコラボレーションの時!
二つは一つになった。
すきとおったわかめスープの中でラーメンは
少し御惑いを感じているようだったが、
その新鮮さが初々しく、僕の心は踊る。

時は満ちた。
僕はわかめスープからラーメンをすくい上げ、
それでもそのラーメンには適度なわかめスープが絡まり残り、
そう、そんなラーメンを口に運ぶ。

僕は夢のラーメンを食べる。

ん。あれ?
うーん・・・・。

結論。
こんなに手間かけてやるほどおいしくない。
いや、正直に言おう。
普通にラーメンとわかめスープのまま食べたほうが
おいしい。

写真。
とある極寒の日の花屋さん。
自分でステップ取り付けに挑戦。
もうできたかな?

僕のラーメン熱はいつの間にか絶頂期を向かえ、
そこから下り始めていた。
そんな今日。

よこち


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