|
2006/11/22(水)
勝手に評論。勝手に納得。それが趣味。
|
|
|
そういえば。 先日、帰り道の牛丼屋さんで、 また冒険してみた。
以前、「チーズ牛丼」の話をニッキに書いた。 その後、実は「イタリアン牛丼」も食したのだ。 その話は別のところで書いたのだけど、 いずれも良。好きだ。
その日、自分の中のスタンダード、 「チーズ牛丼別注(チーズ真ん中はさみ)」を 注文予定だったが、一緒に行った人が、 「山掛けワサビ牛丼にしよっかなー」 なんてサラっと言ってるから、 サラっと便乗してみた。
まずはじめに問題になったのが、 このメニューに「玉子」は、 有りか無しかと言う点である。 店員に確認したら、個人の好みだが、 一応有りらしいので、玉子も注文した。
はじめの問題をクリアしたところで、牛丼が届く。 牛丼の上に山掛けがドンと乗った状態で、 僕らのテーブルにやってきた。 玉子、ワサビ、醤油は別々に用意してあるのだ。
ここで、第2の問題が勃発。 第2の問題とは、これらの使用方法、及び、順序である。 とっても悩んだが、今日、一番これらに望む事は、 平均的なワサビ味だ。
そこで、まず、ワサビ醤油をつくる事にした。 用意されたワサビを思い切って全部、器にいれ、 適度な醤油と混ぜ合わす。 この作業が意外に楽しく、 これからおとずれるであろう、ワサビ祭りへの 期待を高める。
実はココで、「ワサビ」と「カラシ」の味覚が 同じ「からい」で表現されるのはおかしい、 という議題が持ち上がったのだが、 この話は、また後日に。
話を戻すが、絶妙な分量でつくりあげた ワサビ醤油を一気に全部、牛丼の上にぶちまける。
残るは玉子。殻を割って混ぜる。 この時点で、ココにも味付けをする事も考えたが、 今回の主役は「ワサビ」であろうと思い、 あえて、素の玉子でいく。
完成だ。 焼肉をワサビ醤油で食べる事が好きな自分だから、 だいたい予想はしていたのだが、やはり良しだ。
牛丼本来のタレの甘さ。 そこに山掛け独特の味と食感。 これら二つを統括すべく、ワサビ醤油の存在。 甘い×辛い、そして肉×山芋。 一見、非常に奇抜なだけのメニューかと思いきや、 間逆とも思える「味」と「食材」それぞれが、 間逆のそれらの良さを出し合っている。 それでいて、おそらくこのメニューのテーマであろう、 「和」を強烈に感じる。 そんな感想だ。
最後に、次回に試してみたいこのメニューの別注を述べる。 山芋を別にだしてもらい、玉子とよく混ぜてからかける。 最善に近づくはずだ。
って、料理評論家か! まあ、勝手に言わせてください。
写真。とある日の来店>帰宅の瞬間。 そういえば、このお客さんが来る日は晴天ばかりだ。
よこち
|
|
|
|