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2006/11/12(日)
だいたい君はね、いつもいつもなんなんだよ!
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写真左の彼とは、学生の頃から数年、 一緒に音楽をやっていた。
彼はベース。 ベースのクセに非常に遅れる。非常にだ。 何度注意しても直らない。何度もケンカした。
それから数年。彼と当時の事を話していた。 「あの頃、自分が遅いのじゃなくて、 みんなが速いと思ってた。」 と彼はポツンとつぶやいた。
カルチャーショック! 「天才と凡人」がいるという事。 「天才とちょっとおかしい人は紙一重」 この二つの事を知った事件だった。
実はこの話、以前別の場所で書いた事がある。 ここからは、そんな彼が数日前に、 地元に帰ってきた時の話だ。
これからレンタカーを借りて、彼女と温泉に行くのだ。 すでに夕方。目的地までは、3時間位。 しかーも山道。 自分「結構大変だよ」 彼「そーなんだ」
その昔、ライブ当日だ。 待ち合わせ場所に来た彼の車の様子がおかしい。 右半分のガラスが無い。 そう。彼はその朝、田んぼに車ごと落ちた。 そんな男だ。 そんな彼の運転は、信用できない。
彼「そーなんだよ。運転3年ぶり」 自分「は?」 そーなんだよって。もともと信用できない君がね、 3年ぶりの運転って。
彼「まあ、その3年前に運転した時も、5年ぶり だったんだけどね」 自分「・・・・・。」
絶句。まさに絶句。いや絶叫。
8年間に2回しか運転してない、 田んぼに落ちた経験のある彼の運転。
もし、僕が警察官だったら、この場で免許を取りあげる。
軽く説得したが、ナチュラルに人の言う事は聞かない彼だから、 中止するハズもなく、 8年間に2回しか運転していない彼は、 片道3時間のまっくらの山道の向こうの温泉宿に出発。
あいかわらず、彼は自分の常識外の事ばかりする。 イライラする。
彼は今、ある岐路に立っている。 そして、近い将来、新たな出発をしようとしている。 その事は、また自分にショックをもたらすだろう。 それがどんなショックなのか、とても楽しみ。 天才か凡人か。どっちにしろ、自分にとって、 大きなショックを与える人物なのだ。 勝手にしやがれ!
さて、その夜22時過ぎ。 無事着いたとメールが届く。
まったく。
よこち
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