ちゃしゃの小箱n
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2007/11/27(火) スローワーク パーマカルチャー スローライフ
漫画用のネーム

梓「何やってんのお姉ちゃん」
射知「うん?ネギの根っこあたりを植えとくとまた生えるんだって」
梓「何で部屋の中で?」
射知「いあや、そと寒いし、ほら、土もかっちんだし」
梓「ふうん、貸してみ?スコップ」
射知「うん?」
梓『うわっ、硬っ!刺さんねえ・・・』
射知「だから今ストーブで溶かしてるの、土も凍るんだね〜」
梓「ああ・・うん」『なさけねぇ・・・』
射知「ありがと、梓」
梓「うん?別に?」『なさけない・・・』(顔真っ赤)

2007/11/25(日) ナツソラ
夏休み、暑い、だるい、暇と三拍子そろう僕としてはいやな時期が始まったのはつい三日前。
 プールは人が父の部屋のゴミ箱のゴミのように溢れているし、夜の学校へ忍び込むなんてロマンチストボーイでは少なくとも僕はなかった。
 なので、早々に宿題を終わらせようと僕は、今までの二日で国数の課題プリントは終わらせ、苦手な英語に取り掛かる前に、少し気分転換にと読書感想文に取り掛かることにしたのだ。
 高校生にもなって読書感想文なんて、と、思う生徒は少なからずいるようで、先生の口からその事実が発表されたときには教室のいたるところから不平不満が聞こえた。
 何でも新しく新任した校長が、若者の活字離れを痛んでのこととらしい。
 でもまあ、実際若者が離れているのは純文学とかで、ライトノベルやらネットでのホムペやブログ、活字とは言えないも、文章に触れる機会は昔に比べて増えていると言っていいし、昔は馬鹿にされもしていた漫画もいまや、国内で誇れる文化にまで昇華して、内容も濃いものも多いのだ。
 馬鹿め、大人ども!何もわかっちゃいない。
 が、僕としては本が好きなのはもちろん、文章を書くこともキライではない。
 本・サイコー、人類の英知、マーベラス☆
 なんて言うわけで、朝のまだ涼しさが残る内に家をでて、今、僕は高校の図書館へ来ていた。
 思いのほか人がいると思ったら、感想文用の本は短く、楽なものっ、てな生徒たちと、演劇部員が練習のために集まっているようだ。
 文化祭は休み明けから近いのだ。
 ま、僕には関係ない。
 

 ロフマンの冒険。
 僕の最近の愛読書は気に入っていた二巻がすでに借りられていて、仕方なく僕は二番目に好きな4巻、「ロフマンと竜」を手に取りカウンターへ向かった。
 この夏は出来るだけ多くの本を読もうと、家にはもう三十冊近い文庫と私立図書館で借りたハードカバーの本があるが、読書感想文はコレと決めていたのだ。
 ウチの学校は昨年まではカード記入の貸し出し方式だったが、今年の初めからすべてバーコード化され、書籍の裏表紙の裏にはすべて黒のシマシマが貼り付けてある。
 個人的にはカードの方が好きなのだが、なってみてばなるほど楽でこれはこれで良いのかも、なんて思ってしまう。
 人間なんてそんなものさ♪
 カウンターの図書委員に本を手渡して、僕はそこでクラスメイトと目が合った。
 ま、図書委員がそのクラスメイトなのだけれど、
「爾はほんとに好きだね、ロフマンシリーズ」
「うんっ、ロフマン可愛いし」
 彼女はクラスの中でも美人と呼ばれる人種で、名前は伊藤薫。
 黒髪と大きな瞳が綺麗だ。
「どう?私のオススメ読んで見る気になった?」
「BLはいや!」
 そう、彼女の趣味の所為で、今年度の一年生の男子はBL読者が無駄に増えたらしい、共通の話題を持ちたいのだろうが、教室でそういう話題を平気で話している男子は正直キモイ。
 失恋しておかしな方向へ進展しなければいいのだが・・・
「BLは素晴らしいのよ?純愛だし・・」
「いやなんだよ〜、昼ドラとか、どこかどろどろした感じが、BLはギャグまでだね、僕としては」
「じゃ、こっち」
 と差し出されたのは百合本、しかもハードそうな・・・
「もっと!いや!」
 

 


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