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2012/06/29(金)
幻惑の掟、曲解説その4
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今日もお天気。 雨全然降らん。 ドモ佐藤現です。
さて3曲目。 MONSTER
この曲はイカの作曲ですね。 色んな要素が詰まってる曲です。 軽快なドラムとアコースティックさからワイルドなギターリフに繋がります。 歌もテンション高めです。 グラハムボネット在籍時のマイケルシェンカーのようでもあります。
何と言ってもスターのドラミングが良い。 こういうミドルテンポでグルーブを出せる技を若いドラマーは見習って欲しい。 若くなくても良いから聞いてみて欲しい。
ドラムだけでなく、ベースとギターリフの力もあるのだろうが、この曲のドラミングはドライブ感があり、テクニカルでいてハートフル。 まさにスタードラムの真髄と言える。
詩の内容は、モラルについてですかね。 アルバムタイトルにもなっているIN MORAL THE OUT がサビで登場します。 このコーラスはライブでは無理ですね。
歌はサビと他の部分のテンションの違いに、エンジニアの井上さんも驚いていましたが、出来上がりを聞くとその差がなかなか良い味となってます。 ベースソロも入ってます。 東條の性格のようないぶし銀で、格子戸のようなソロです。
ギターソロは3パート入ってます。 レコーディングに入るまではギターソロは1パートだけでした。
なぜレコーディングの直前にもう2パート増やしたか? それはイカがもっとも力を発揮出来る環境を僕は知っているからです。 アルバムに1曲最高のソロがあれば十分だと僕は考えます。 そしてそれはこの曲で聞く事が出来ます。
幻惑の掟解説は; http://steeldriver.moairecord.com/sd3.html
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