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2010/01/10(日)
ウルルの森の物語
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動物ものは泣けるから見にいくのを躊躇したのだが 「マリと子犬の物語」のスタッフたちのだというので 見にいってきた。 母親の入院で北海道の父親に預けられることになった兄と妹が ひょんなことからウルルを拾うことから繰り広げられるお話。 犬だと思っていたウルルが 実は絶滅したエゾオオカミではないかというところから 場面は急展開してくる。 別れてしまったお母さん狼にウルルを会わせてあげたいと願う兄妹の 一途な思いが伝わってきていじらしい。 最後はチョッと出来すぎなような感も否めないが ま 許せるかな〜 ウルル役には狼にとても似ている子犬が選ばれたようで 凛々しくってとても可愛かった。 生息数の少ないエゾオオカミが絶滅した原因は オオカミの獲物であるエゾシカが1879年の大雪で激減したことにあるそうです。 エゾシカが死んで 食料が乏しくなったオオカミたちは 家畜を襲い始めたとのことです。 そのため 困った人々は毒餌や銃を使って大量にエゾオオカミを殺し とうとうエゾオオカミは絶滅してしまったそうです。、 人間と野生の動物との関係を深く考えさせられる映画だ。 北海道の雄大な自然が美しく 子供たちとウルルの織り成す物語が心を打つ。 猟師役の大滝秀治が存在感大だったし 父親役の船越英一郎も適役だった。 映画はやはりホロリ〜と何度も来てしまいました。 お勧めの作品ですよ!
Belle Isis(Gallica) Mme Paule Massad Blanchefleur(Centi) Ash Wednesday
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