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2009/08/22(土)
いのちのうた 2009・・2
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「いのちのうた 2009」の最優秀賞は 山門弘幸さんの「今を生きる」。
広島で育った。 敷かれたレールを走り続けていたが 二十歳で進む道を見失い 大学をドロップアウト。 就職する気もおきず 家に引きこもる毎日。 2年前の8/6 蒸し暑い朝。 テレビでは見慣れた平和式典。 後遺症に苦しみながらも平和を祈り続ける被爆者 そして遺族達。 その退屈な日々を過ごしてる自分が情けない。 空っぽな自分への苛立ち。 自分に残っていたもの それは音楽だった。 そして 歌が生まれた。
初めてのステージだそうです。 歌はけしてうまくはないが 素朴で心を打つ。 審査員の多胡邦夫さん(音楽プロデューサー)も すごく感動したと言ってましたし ミュージシャンの原田真二さんも 最後の方で 今を生きるのフレーズが出てきたとき 不覚にも涙が出そうになった。 素晴らしい歌詞ですとのことでした。 審査員満場一致でグランプリに決まったそうです。
今を生きる 山門弘幸 作詞/作曲
なんて気持ちがいいんだ 風 雲 虹 なんて気持ちがいいんだ 僕らの住む この街 もしも僕が あの夏にいたら 僕はどんな歌を歌ったかな もしもお前が あの夏にいたら どんな夢を語っていたかな
なんて気持ちがいいんだ 夢 僕 道 なんて気持ちがいいんだ あなたがそばにいる この刻(とき) もしも君が あの夏にいたら 僕はどれだけ苦しかったかな もしも僕が あの夏にいたら きっとそっくりな少年もいただろう
今を生きよう 精一杯に 今を生きよう 涙を拭いて 未来を生きよう あなたのために 風が運んだ 優しい歌が みんなへ届け ほら
Nymphenburg(HMsk) Unknown Rose(H)
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