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2009/03/03(火)
チェンジリング
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あと１０日ぐらいで水戸に戻るので映画を観にいってきた。
今回は「チェンジリング」。
監督がクリント・イーストウッドなので 多分何か問いかけるものがあるだろう〜と。
「チェンジリング」とは ヨーロッパの民話で
妖精が人間の子供をさらった後に置いていく妖精の子供。
転じて嬰児交換の意味でも用いられるとのことです。
実際に発生したウィネビラ養鶏場殺人事件の
被害者家族の実話を元に映画化されました。
シングル・マザーのクリスティンが仕事を頼まれて
遅く帰宅したら 留守番をしたいた一人息子がいなくなっていた。
警察に捜索を出していたら 5ヶ月後に息子は発見されたが
別人だった。
しかし警察は息子だと断言し 聞き入れぬクリスティンを
精神病院に入れる。
後に驚くべき事実が現れ クリスティンは家に戻れるのだが
悲しい現実が待っていた。
あとは割愛。
当時のロサンゼルス市警察の恐るべき腐敗した実状が
怖ろしく感じられた。
市民を守るべき警察が 警察に刃向かう人達を
有無を言わせず精神病院に隔離したり
嘘を正と言いくるめて押し付ける非道さに怒りを感じた。
警察権力に立ち向かい 真実を求めて闘う芯の強いヒロインを
アンジェリーナ・ジョリーが演じている。
派手な映画ではありませんがお勧めの作品です。
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