Smomo’s Flower Diary
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2008年8月
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2008/08/31(日) 美術館巡り
昨日 突然 「コロー展」っていつまでだろう〜?って思い出し
調べてみたら 8月末まで。。。
あんなに見たいと思ってたのに忘れるなんて!
で 今日友達と一緒に上野の国立西洋美術館に見にいってきた。
最終日とあって混んでいたが じっくりと時間をかけて見た。
3時間もだから 今までで最長かも〜
それだけコローの絵って好き!
あのモワモワ〜ってした雰囲気がなんともいえない!
今回はルーブル美術館が全面協力とのことで
有名な3作品が同時に展示された。
コローのモナリザと言われる「真珠の女」
風景画の代表作である「モルトフォンテーヌの想い出」
最晩年の傑作と言われる「青い服の婦人」
私が一番好きなのは「モルトフォンテーヌの想い出」だ。
静謐と言うか 絵の中に吸い込まれてしまいそう〜
複製でもいいから部屋に飾りたい作品!
「真珠の女」は ポスターで見たときは
あまり良いとは思わなかったのだが
実物を見たら!!!
「コローのモナリザ」と言われているのが頷ける。
何度もじっくり見てしまった。
静かにいずこかを見ている その穏やかな表情に魅了される!
「青い服の婦人」も魅力的に描かれている。
リウマチを患うようになってから 外での絵を断念し
人物画に移行していったのだが 風景画とはまた違った雰囲気だ。
人物像では「水浴するディアナ」がとても素敵だった。
美しくって魅惑的!
風景画の中では「ヴィル=ダブレーの想い出、森にて」が
温もりを感じさせるような雰囲気で好き!
あと 初期の頃の作品で「ファルネーゼ庭園から見たフォロ・ロマーノ(夕べ)」が
夕方の光の陰影が建物に映るさまが素敵だ。
モネやルノワールなどの作品も数点あり 全部で110点。
その他に クリシェ=ヴェールと言われるガラス版画が10点。
コローの作品がこんなに沢山展示されたのは今まで見たことがなかったので
思い出せて行けて良かった。
今回は素敵な作品に幾つも出会えたので 図録を購入してきた。
かなり厚く重そうなのでどうしようかと思ったけど
こんなに作品が揃うのは珍しいし〜

この後 同館の常設展を見てから食事をした。
それから乃木坂まで行って国立新美術館で催されている
「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展」を見た。
こちらはチケットを頂いてたので無料で見れました。
有名なルーベンスやブリューゲルなどの作品もあったのですが
私の好みとは違ってて あまり。。。
狩猟でとってきた死んだ鴨や死んだウサギの絵が描かれてたりして。
良かったのは「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」。
好きなベラスケスの作品で 王女が可愛く描かれていた。
あと オットマル・エリガー(子)の「高杯を持つ窓辺の女」。
今まで知らない画家だが雰囲気がとても素敵だった。

この後 10分ほど歩いて青山ユニマット美術館に行った。
「シャガールとエコール・ド・パリ コレクション」のチケットを
頂いてたので。
小さめの美術館だが シャガール モディリアニ クリムト
マリー・ローランサン ユトリロ ピカソ 藤田嗣治 モネなど
素晴らしい作品が展示されてた。
ムンクの「二人の姉妹―ラグンヒルとダグニー・ユール」があったが
「叫び」の絵とは全然違って あったかみを帯びた作品だった。
ムンクって こういう絵も描いていたんだ!
藤田嗣治の数点の中に幽玄的な作品があった。
カンヴァスにシルクを使ってて 墨で描いたような雰囲気で
魅力的だった。
ここは何回かチケットを頂いたのだが来てなかった。
こんな素敵な作品があるんだったら また来ようっと!

「コロー展」はとても素晴らしいものでした。
今まで コローの作品は何かの展覧会の時に数点しか見れなかったので
初期から晩年までのを網羅した今回のは貴重!
数年経ち またこういう催し展があれば出かけたいな〜
夫に 美術展を3ヶ所回ったと言ったら
まわり過ぎだよ。。。と。(^^;)
でも充実した一日でした♪

Rose-Marie /ローズ・マリー
Wild eve/ワイルド・イヴ


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