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2007/04/20(金)
やがて夜明けを待つ あなたはそこで、
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眠れない夜だった、
興味もないテレビ番組を見ながら、何時間経っただろう、テレビを消して時計を確認すれば夜の零時。 そろそろ眠りにつかなければいけない、とベッドに潜り込む。それでも瞼はおとなしく降りてはくれず、 それならばと無理矢理目をつむってはみるが、案の定そのまま夢の中へ意識を手放せるはずもない
「あー、」
ため息と共に再びテレビをつけると、枕元に携帯電話をたぐり寄せる。無意識にメール画面を開いてみるけれども、それは間もなく閉じられた 外をちらりと覗いてみたが、やっぱりまだまだ夜が開けるのは先のようだ
「どうすっかな」
少し頭を抱えて考えていると、昼間にツナや獄寺と話した話題を思い出した 窓をもう一度振り返って、それから、適当な上着をつかんで部屋を出る。階段を降りる途中で、テレビを消し忘れたことに気付いたけれど、まあいいや、とやり過ごした。終には家を出て、いつも歩く道を辿る
スピードは早めで、
M.O.K.A.! (やべえ、明日も朝練なのに!)
「ねえ、何をしにきたの」
声の持ち主が、まっくらになった学校の廊下、足音を響かせて俺の背後に立った
〓 つづく!
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