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※極端な個人日記から、SS書き逃げ場にまでなる
日記ちゃんです、気分を害しそうな方はバックぷりーず
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最新の絵日記ダイジェスト
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2007/07/03 甘い誘惑に似た 痛みの、後の
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2007/06/21 ああ、こんなかんじ

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2006/12/13(水) 心の叫びを声にできない
I need you right now!!
(いますぐきみがほしいのよ)




「なにやってんだ」
「………」
「見りゃわかるってか?」
「………」
「ホームシックにでもなったか、」
「ち、ちがいま…す、よ」

まっくらだ
いや、まっくらじゃない
暗闇に目が慣れたから、
…なんてありきたりな理由ではない
光をみつけたからだ
そしてそれは、僕には眩しすぎる程の、

「な、なんで、……」

その人は光だから、きっと涙をこぼしてしまった僕を照らすことができる
それでも僕は暗闇にまぎれてしまいたいのだから
その人は僕を照らさない

「びっくりしたろ」
「っ、……べ、べつに」


僕が光を忘れる前に、
世界が彼に追いつけばいい



--------------------
師アレな気もするな

2006/12/12(火) 山崎と沖田
「沖田さんみーっけ」
「死ね」
「ひど!たかがかくれんぼじゃないですか」
「あーコイツうぜーうぜーうぜーうぜー」
「お…お、沖田さんやめてくださいおねがいしますこの通り」
「、だから、言ったんでさァ」
「へ?」
「かくれんぼは苦手だって」

彼の金髪はそれはそれは綺麗で目立つものだから、いつも鬼に見つかってしまうらしい
特に、今は夜で辺りも暗いから、余計光って見えるのだ
でもそれは寂しがりな彼に欠かせないものだったりして、実はとても奥が深いのである

(彼を守るその金色を、僕はうらやましいとは言えない)


つまりそれはとても複雑で、僕はその色の意味するところを知りたい

2006/12/11(月) 痛み、快楽、愛、の一撃で
廊下を歩いていたら、前方に彼を見つけた
思わず後ろから声をかける、
が、彼は聞こえないふりをしている(シカトしたと言った方が正しいだろうか)

強引に目を合わせたら、彼に頭を叩かれた
ひどい、と苦笑いすれば、彼は僕を追い越した
急いで追いかけて、そんな所も好きなんさ、と伝えた
俺はお前の横に並んで歩きたくない、そう言われて、一歩さがった
そしたら彼は二歩さがった
ユウはシャイボーイだ、笑いながら言うと、背中に蹴りが入る
でも僕は後ろを振り向かない
そうして、僕はどこに向かうでもなく足を進めて、
手をポケットの中に入れて、マフラーを少し緩めて、落ちてきたバンダナを直して、視線は前方、顔をまっすぐあげて、

僕の背中を、彼は後ろから睨んでいるだろうか



僕が歩くのは、世界を救うためだ
それは彼も同じだし、ここにいる仲間もみんなそうだ
でも僕は世界に救われない

僕が歩けるのは、君がいるからであって、それは過去形になってはいけない

ただ、


君に熱烈なラブコールを (ラビ×ユウ)


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支離滅裂な文ですみません
伝えたい事があるはずなのにどこにあるのかわかりません

2006/12/10(日) ラビとユウ
後悔先に立たずとかって言うよな
そりゃ先に立ってくれたら後悔する事なんてないんだから
気付いたときにはもう遅い、そんな感じ

そんで俺は今、そんな状況にいる

どんな状況かと言うと、目の前にAKUMAの攻撃が、って、かなりピンチな俺
うっかりしてたんさ、つい、後ろをとられちった
それで振り返ったら、AKUMAが立ってんだぜ
十分あり得るケースだな
俺、死ぬかな?

凄まじい爆音に目を閉じて、もう一度目を開けてみる
そしたら目の前にユウがいて、AKUMAはいなかった
これもあり得るケースだな、うん
どうやら俺は助かった

「おい」
「ユウ、生きてる?」
「俺もお前もな」
「マジ?サンキュー」
「バカが」
「どーもごめんなさーい」
「チッ…もっと気をつけろ」
「しぬかとおもったさ」
「ふざけんな勝手にしんだらただじゃおかねー」


お前がしんで後悔するのはお前だけじゃねえんだ

(つまりそれが言いたかった…わけじゃなかったのに)

                 しなないでとは言わないが、

2006/12/09(土) Lと月
なあ、どうする?
もしも、君が好きなものが僕の嫌いなものだったなら、

「別にいいんじゃありませんか」

竜崎は手元にある角砂糖を軽く指ではじいた

じゃあ、君の嫌いなものが僕の好きなものだったら、

「それは」

世界の名探偵Lが、僕の目の前でどう考えても溶けきれない量の角砂糖を紅茶にボタボタ落としていく姿は、ひどく呆れるものだ

「好きになりますよ?私も」

到底可能とは言えないことを淡々と述べる竜崎に、

そんなことは無理だ、

と告げた僕を、一度も見ることなく閉じた彼の瞳が

                  微笑んでいたのを、僕は知っている
                  
(世界の名探偵が出す問題は、問題文に不可解な点が多すぎる)

--------------------
よってLの勝ち

2006/12/08(金) マットとメロ
毎日のように女の所に行っては夜中のうちに帰ってくるコイツは、
顔を見るだけでも無性に腹が立つ以外の何者でもない

「おーメロ、ただいまー」
「………」
「寝ないの?」
「放っとけ」
「…怒ってる?」
「…全然」


Ask me no questions, and I'll tell you no lies.
(俺に質問するな、そうすれば嘘を言うこともないのだ)

2006/12/07(木) ラビかもしれない
終幕など望んではいないが、時々それが欲しくなる
この世界が終幕を迎えたら、そう考えるのすらもどかしいのに、世界の終幕はどこかにあると信じている


行き交う人々を汽車の窓から見るたびに、その人間の物語を考える
それは、その人間にはじまりがあって、終わりがあることを大前提としているのだ

そして僕にももちろんはじまりと終わりがある
国籍も出身地もわからないけれど、僕はどこかで生まれて、どこかでしぬ
そうして僕の物語は終幕を迎える

ただ、それは僕の創作物語であって、ノンフィクションではない
なぜなら世界は、僕の上に成り立っているからだ



(そう、その謎を解くキーはそこにある)
この世界に終焉はない


--------------------
「世界」は僕がいることを大前提としている

2006/12/06(水) らびゅーーー
雪が降った
初雪ってやつだ
白銀が視界を染めてゆく
手に触れたら溶けてゆく

そんなところが君にそっくりだ

「アレン!なにやってんさ」
「見ての通り、雪だるまつくってるんです」

何の変哲もない雪だるまが五つ、並んでいる

「お、こりゃアレンだろ。傷があるさ」
「それは今ラビがつけたんでしょう」
「ばれた?あはは」
「ばれますよ。じゃぁこれはラビ」

アレンは俺のバンダナをとって、雪だるまに被せた

「これはコムイ、で、そっちがリナリー」
「コムイさんはそんなダサい眼鏡じゃないですよ」
「まーどんまいさー」
「それなら最後のひとつは神田」
「……そだな」

アレンが雪だるまに小枝をさして、六幻です、と言った
フキゲンな顔を描いたら、ユウにそっくりになったので、思わず笑う

「じゃあ俺行くわ、コムイに呼ばれてんだ」
「はい。僕も食堂に行かなきゃ」
「またなー」

別々の道を行く
雪だるまは相変わらずそこにある

どうか溶けて消えて無くなりませんように
神頼みしかできないけれど、


溶けないで
消えないで
無くならないで



そう願ったのは、雪だるまのことでなく



it's for YOU.

2006/12/01(金) Lと月
Gimme cakes A.S.A.P.


クリスマスソングが鳴っている
私には季節感というのが似合わない、一年中たいして変わったことはしないのだから
それでも耳に入るクリスマスソングがうるさくてかなわない
ワタリは今買い物に行っているから、テレビから流れるそれを止める人もいない

窓を覗けばイルミネーションが点滅を繰り返していて
たくさんの人が通りを歩いている

クリスマスとは何なんだ、

幼い頃の私はメリークリスマスの言葉をもらえなかった
代わりにみんな、頑張って、と口をそろえて言うのだ
おかしくておかしくて、これがへそで茶を沸かすということだろう、
とにかく私は、頑張った(彼らに言われなくとも結果は同じだ)
それは自分の正義のためで、決して彼らのためではない

彼らは私に頑張って、の言葉しか残さない
それが私の中でほんの少しの影響も与えずに消えていくことを知らないのだろうが、

幼い私が求めているのは、メリークリスマスの言葉なのだと知らないのだろうが、

そうして私が彼らに対して一生懸命壁をつくっているのを知らないだろうが、

一番それを知っているのは自分であって、他人に打ち明ける必要もないのだと、
思っていた

今となっては、メリークリスマスの言葉すら遠ざけて、
その一言で完璧に築いた壁がくずれてしまわないように

私の行動のすべては、私のためにある
私の本当の味方は、自分であって他人ではない
私が引いた境界線は、涙ですぐに消えてしまう程簡単なものじゃない

それでも、
私が欲しい言葉は、メリークリスマスなのである
もう幼くて何もできない子供ではないのだけれど
目の前の壁を自分を傷つけないように崩すには、少々時間がかかりすぎる
世界のLは、拍子抜けの馬鹿ではないのだから
自分を守る術なんて考えなくても知っている



つまりは、



「あなたが側にいてくれればいいということですよ、月くん」
「………は?」
「どうしたんですか」
「ああ、クリスマスだし一緒にケーキでも、と思って来たんだ」
「それは嬉しいですね、早速食べましょう」
「おかしくないか、竜崎」
「何がですか?」
「竜崎が、だよ」
「そうですか……、それなら月くんのせいだということにしておいて下さい」
「…ワタリは?」
「出かけてます。よって月くん、私たちはふたりきりということです」
「…まあいいか」
「メリークリスマス」
「メリークリスマス、竜崎」

He's got sweets;cakes,lover,&MERRY XMAS!
(お届け物はケーキと愛とメリークリスマスです)


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独白チックにかわいこぶる竜崎


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