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2006/12/07(木)
ラビかもしれない
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終幕など望んではいないが、時々それが欲しくなる この世界が終幕を迎えたら、そう考えるのすらもどかしいのに、世界の終幕はどこかにあると信じている
行き交う人々を汽車の窓から見るたびに、その人間の物語を考える それは、その人間にはじまりがあって、終わりがあることを大前提としているのだ
そして僕にももちろんはじまりと終わりがある 国籍も出身地もわからないけれど、僕はどこかで生まれて、どこかでしぬ そうして僕の物語は終幕を迎える
ただ、それは僕の創作物語であって、ノンフィクションではない なぜなら世界は、僕の上に成り立っているからだ
(そう、その謎を解くキーはそこにある) この世界に終焉はない
-------------------- 「世界」は僕がいることを大前提としている
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