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2006/02/10(金)
一生懸命
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大丈夫って何度自分に言い聞かせたんだろう。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。 自分はまだできる。 だってまだ何もやってない。 やってみなきゃ分からない。 誰ができないって決めた? 誰も知らない。 自分でやってみなきゃ何も分からない。
まだ何も始まってない。 まだ傷ついてない。 傷ついたら泣けばいい。 そしてその後また立ち上げればいい。 全く傷つかない人生なんて、絶対詰まらない。
生きよう。自分の思うがままに。
こっちにいると様々な人たちに出会えます。 皆いろいろな考え方を持っていて、信念を持っている。 彼らを見ていると、人生を適当に波に任せて生きては駄目だと思えてくる。
私はここにきた。 自分のやりたいことをやるために。
それはけして忘れてはいけないこと。 そのために両親は一生懸命働いて送り出してくれた。
こっちで一人の女の子と出会った。 その子は私と同い年ぐらいなのに、毎日休みなしで働いている。 何のために? それは家族のために。 祖国に住んでいる母にお金を送るために。 朝は早くから学校に行き、終わると直ぐ仕事に行き夜遅くまで働く。 週末でさえも朝早くから夜遅くまで働いている。 それでも彼女はいつも笑顔で、人の心配ばかりしている。 私が「大丈夫?」って聞くと 「大丈夫。あなたは?」ってそう聞いてくれる。
私は彼女の話を聞いたとき涙が出そうだった。 私は何なんだろう。 親に学費、生活費を出してもらい生きている。 必死にやらなければいけない、そう思った。 毎日を必死に生きなければならない。 両親が一生懸命稼いだお金を使って勉強してるのだから。
彼女一人ではないだろう。 世の中には様々な事情を持って皆生きている。 毎日を一生懸命に。
私は幸せだ。 ここに送り出してくれた、支えてくれている両親に今一度感謝したい。 ありがとう。 凄く感謝しています。
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