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2012/07/09(月)
特別に。アナタだけ。
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気心知れたカップルが手羽唐を食べたいという。
カレシが1本、カノジョが3本。
さっそく厨房で揚げはじめたママが僕を呼び、
「3本のほうをメッチャ豪華にして差つけようか(笑)」
と悪魔のささやき(笑)。
僕のイタズラはシャレにならんことがあるので、ママの提案は2つ返事で「いいね(笑)」。
3本は白い大きな皿に盛りつけ、ハーブやらなんやらでゴージャスにして、1本は餃子のタレ用の小皿(笑)。
「は〜い、お待たせ〜!(笑)」、
ママがいそいそと持っていく。
目の前に置かれた2人大爆笑(笑)。
2年ぶりぐらいだろうか、久々にK田君が来た。
K田社長と言わんといかんな。
4人で来て、なかの1人がその昔、シャンプーの頃から来てくれてたお客さんで、顔ははっきり憶えてる。
「久しぶりですね〜!」、がっちり握手を交わす。
しかし名前が思い出せない。
まあいいか。
その人が言う。
「HIBIYAでさあ、普通お客は生バンドで歌わせてくれんのやけど、特別に歌わせてくれたもんね! オレだけね」。
正直 憶えてないのだが、
基本HIBIYAで生バンドでお客さんに歌わせることはなかったが、貸切の時とか結婚式の2次会とか送別会とか、そんな時は結構歌わせてて、そのたびに
「生バンドで歌わせることはないもんね。特別よ。アナタだけね」と、みんなに言ってたのだろう(笑)。 恩着せがましく(笑)。
だからHIBIYAに来てくれてたお客さんは皆、この人みたいに
「特別に生バンドで歌わせてくれた!」と自慢げに懐かしむ(笑)。
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