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2011/03/02(水)
カタギじゃない
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カタギだけどカタギに見えない大阪のBILLYちゃんと、企業舎弟のサラ金の店長に見えるT山ちゃんが飲んでると、 つられて来たようにさらにカタギに見えない人が1人でやってきた。 こういう場合、僕は瞬時に判断せねばならない。
入れていい人なのか?・・・・
いまどき見事な角刈り、ずんぐりとした体形、 銀縁の鋭い眼鏡、 歩き方も、それっぽく見えないこともない・・・・
でも、なんていうか、全体の空気感というか匂いというか、 独特のモノを感じなかったので、
「いらっしゃいませ!」 とにこやかに。
そしたらちょいと頭を下げて席につくその人。
ああ、やっぱり普通の人だ。
同時に思い出した。
「1年くらい前にいらっしゃいましたよね?」と訊くと、
「ハイ、1年ちょい前ですかね。憶えててくれたんですね(笑)」。
えらく嬉しそうに。
その笑顔でまた思い出した。 この人は東京の人で、たまに休暇を取って1人で地方の「永ちゃんの店」を訪ねる という人だ。
「去年はたまたまマスターの誕生日だったんですよ(笑)。花がいっぱいあって・・・」。
人懐っこい笑顔でそうおっしゃる。
カタギじゃないと疑って申し訳ない(笑)。
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