ぼや記2
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2020/04/12(日) 原点。
ちょうど、自分にとってファンタジーって、何。という時に、FF7Rを兄が買って弟がプレイし始める。
よくあるこの形。リビングでやるから自分の部屋から見れるし、私が見れる時間にやってくれる弟。
このコロナ騒ぎで兄弟が在宅仕事になっちまったから、これGWまで続くのかと思うと気が重いけど、
その出だしがFF7R。弟優しい兄貴GJ。何か……胸の奥にしまわれた過去の好きが、多分蠢いてる……

FF7あれば生きられる。もう何十年前の好きだ、これ。でも胸があつい。今この数日だけは死にたくない。
ミッドガル脱出までっぽいけど、じゃあエアリス死ぬところまではいかないね。続きは数年後かな?
それなら続きを待つより、逆にそこまでで時間を止めればいい。このリメイク版だけ存分に楽しめば。
今後続きで下手に生かすとか改変してほしくないけど、今の所、慣れさえすればとうとい、リメイク版。
クラウドえらい丸くなってるけど。でもクラウドもエアリスも声大分慣れたし、むしろ今はとうとい。
半端者なのにオタクと見られる「萌え」とか「尊い」とか自分はめったに使わないんだけど、とうとい。
実際はオタクに失礼なくらい浅い信者だから、その意味でオタク扱いは微妙なんだけど。そこまで凄くない。
でもとうとい。クラウドエアリス、大好きだった。もう一度動いてる姿を見られるなんて、とうとい。

この胸のあつさが、「防壁」として存在するものから出てくるものかな? ファンタジーってそれが価値?
これは、ただ好きになるには、おかしなものなのかな。何でファンタジー。何でFF7。自分もわからない。
でも自分の原点がこの辺りなのは確か。あの頃本当に辛かった時期。沢山救われたファンタジー世界。
辛かったから好きになったの? それが自分でもわからない。でもやっぱり好きだ……ああ、わからん。
こういう楽しめる好きなものがずっとあれば、もう誰とも関わらないでも生きていけるのにな。
自分の元に残ってくれない相手より、ずっとこの胸のあつさが残れば、それだけあれば生きられるのに。

何処まで続くかな。もう明後日くらいにはクリアしそうだし、それくらいかな。でもありがとう兄弟。
クラウドかっこいいエアリスかわいい。それだけで表せない大好きな二人。自分にはとても扱えない二人。
二次創作できる人間だったら、へぼいオリジナルはいらない、この二人や他の版権と生きられたのにな。
そういう諸々の感傷と胸のあつさが痛くて、頭は実は魂飛んでて、ぼやっとしたままだけど。
私にとって、ファンタジーって何だろう。ここでちょっと、こたえに近付けたらいいんだけどな。

生きたくないけど、死ねないから生きてるなら辛いですねと、心理の先生は言ってくれたけど、
確か元々のFF7の頃は、辛いわりに死にたいとも思ってなかったし、好きな物が沢山あったから、
生きていて楽しくないことはなかったんだよね。辛くても、楽しいこともあるから生きていられた。
今、辛さをとことん排除しようとしてる結果、楽しいことも消えたのが、結局生きたくない原因なんかな。
辛さはどうしてもついてまわるのに、楽しいことだけがない。今みたいに、胸があつい時ですら、
これもどうせすぐなくなるし、とうといけど刺激が強過ぎて全部は受け取れないと、頭がぼやんとする。
うん、何か、確かにこの感覚はおかしい気がする。もっともっと、本当は嬉しく感じられたはずでは?
生きる喜びって、本来、そういうものじゃなかったのか? 自分みたいな底辺者でも、喜べるもの。
こういう好きなものがあるのに、へぼいオリジナルなんかやってたから、迷子になったんじゃないのか。
ああもう、わからん。ただ、わかるのは、誰も相手してくれない創作より、こっちの方が幸せってこと。
そう思ってしまうから。本当に、創作、やめ時なのかもしれない。そう思った原点との再会。
うん、わけがわからなくなって長文、混乱してるわ、これ……でも混乱するほど、久々に胸があついわ……
悩ましいね。生きていくことって。


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