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2019/05/21(火)
さとってきた。
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新たに書きたい物が本当なくなって、筆を折って思う。小説なんて書いてたから、しんどかったんだと。 それ以外に、やろうと思える事がなかったから。いくら無様でも、目をつむって書いてみるしかなかった。 感性も零で何も成長しないなら、そんな時間の無駄は耐え難いばかりで、もっと有用な事をしなきゃで、 他に取り組もうと思える何かがあれば、自分の無様な小説なんてあっという間にいらなくなるのに。 まあ別に、今も何も、ないんだけどさ。もう小説、書こうと思わなくていいかなと、思え始めてきた。
創作って何だっけ。おいしいんだっけ、それ。人に迷惑かけるような、拙い不味い物しか創れなかったし、 これでいいんだと思うよ。何か全てが、空しい。今までの宝物を抱いて、後は泥沼に一人溺れるばかりだ。 上司は自分も上司も、「書かずにはいられない人間」だと言ったけど、自分は多分、繋がりがほしくて、 それで創作にしがみついてきた程度。でも、繋がりを求める自分自体を呪っているから、そもそも駄目で。 何処にも居場所はないから、いい加減目を覚ませと思う。こうなることはわかってたよね、孤立するって。 だから構わず仕事も増やしたんだし。本当に増えるのは多分8月からだけど、創作にさよならを言ったのさ。 そう思わなければどうしようもない。だって正味、誰にも必要とされてない場所に、無様に佇むのは辛い。 こっちからの片思いばかり。好きなんて大嘘。そんな関係を相手は当たり前にしてのける無邪気な残酷さ。 代わりはいくらでもいるよね。自分でなくていいよね。だからもう、私は、自分からはいかないんだ。 誰と話しても辛いのに、誰かと話したい。この呪いのせいで、多分ずっと、見つめずにはいられないけど。
誰もが、自分を見てほしい、認めてほしいと思ってるのかな。自分は、見てる自分をかまってほしかった。 面白いとか無理に言ってもらわなくて良かった。あまつさえ好きとか嘘過ぎる。ただ話してくれたら嬉しくて、 それ以上はいらなかったのに、好きなんて大嘘を言う優しい悪魔さん達は、もうこりごりだ……せめて、 嘘をつくなら騙し通してほしかったな。それが底辺者のどうにもならない恨み。泥沼に持って沈んでゆこう。
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