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2006/11/09(木)
今週のアニシ
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いや〜、銀英伝休憩すると日記が進みますな。
さて、昨日のアニシを今日見たんですが…。 「原作を読んでる人から見るとダメダメだ」という評価も聞いてたし、そういうもんだと了解の上で見てたんですけどね…。 今回のはちょっと………。
なんつーか、ムサシがらみのエピソードを全部つぶされた感じですね。 この演出を考えた人は、あのエピソードの根幹にある『男』を読み取れなかったんでしょうか? その程度の読解力で演出しちゃってるんでしょうか?
親父のパンチ。 あそこで放って良いのは、ムサシの迷いを吹っ切らせるほどの『往年の威力を誇るパンチ』だけです。 へろへろパンチはもっと前にすませておいて下さい。 しかも、ムサシの目の前で、手の中に握り込んでいた石を落としては全く以て意味がないんですけど? それを気付かせないからこそ、ムサシは、親父と武蔵工務店よりアメフトを選択できるんでしょうが?
んでもって、あの名台詞のカット。 「男が他人のために血を流してる時は…」ってヤツ。 あの台詞でムサシはアメフトに背を向け、更にあの台詞を返される事でアメフトに戻るんでしょうが? それを何でカットするかなぁ…。 TVで放送するには何か問題あったんでしょうか? 私には、島本和彦の「分かっているが分かるわけにはいかんのだ!」に比肩しうる名台詞だと思うんだが……。
あのエピソードは、『漢』を越えた『男』の神髄だと思ったんですけどねぇ。 あの演出では、『漢』に遠く及ばないただの内輪もめエピソードですね。 つくづく勿体ない。
……非常に不満だったので『男』描いてみました。 いや、描きたかったけど、コレじゃまだまだ『漢』のレベルだな。
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![](/user/rdrloe/img/2006_11/9.gif) |
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