なんつーかまぁいろいろと。Z
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2006/10/08(日) 風の戦慄(違)3
「ラ〜ンシャオ〜♪」
「これはマサキ殿、随分とご機嫌でございますね」
(むぅ……、何故、僕ではなくランシャオなんだ…?(妬))
「えい、ランシャオの鼻にちゅぅ!」
「──────!!!!!!!」
「な、…なっ!」
「な…、突然何をなさいます、マサキ殿?!」
「ん? さっきセニアの作ったシミュレータのテストをやらされてさ。何かそれやったら、急にお前にちゅぅしたくなったの」
「したくなった…って、そんな………」
「────セニア様と言えども…ッ!」
「あ! おい、ヤンロン? どこ行くんだよっ?!」
「…………ご主人様………(溜息)」


「セニア様!」
「あははv そろそろ来る頃だと思ったv どう? マサキ、ちゃんとランシャオにキスした?」
「しました! …といっても、鼻に、ですが…。セニア様、一体マサキに何をしたんです!」
「したの? やった! 大成功! ついに完成だわ!」
「セニア様!」
「まぁまぁ、自分のファミリアがキスされたからってそんなにムキになることないでしょ?」
「違います! 僕が言っているのはそんなことではなく…」
「え? 違うの? じゃ、なに?」
「あ…う…、いや、その、そ…そういう不謹慎な内容のものをあなたが創っていると言うことが…」
「仕方ないでしょ? 魔装機神隊は萬年金欠なんだから、開発費は自分で稼がないと」
「う…むぅ、それを言われると…」
「それにシミュレータの内容自体はそんな不謹慎な内容じゃないわよ? 運命に翻弄される女の子がパートナーと心を通わせて、未来を切り開いていくお話なんだから」
「…た、確かに、克己心と自立心を養い得る内容のようではありますが…、しかし! それで何故マサキがあのような行動に奔るのですか?!」
「よくぞ聞いてくれました! そこがこのシミュレータのすごいところなのよ!」
「すごいところ?」
「パートナーは選択式になってるんだけど、実は架空の人物じゃなくってモデルが居るの。で、プレイヤーはパートナーと苦境を乗り越えていくうちに、そのパートナーに親密な感情を抱くようになっていくのよ。それで、クリアした時には、そのモデルに対して、とっても積極的な気分になっているってわけ!
 その立証のために、マサキに、あまり接触のないランシャオをモデルにしたキャラをあててみたんだけど、効果は抜群だったみたいねv
 あ、ちなみにモデルパターンはこの最適化装置を使えば簡単に作成できて、どんな相手でも登録できるようになってるのよ。これで、片想いの相手を振り向かせたり、逆に片想いだけど行動を起こせない自分を奮い立たせたり、お互いになれ合ってマンネリな2人を結びつけたりすれば、恋も一気に進展して現実世界でもハッピーエンド! ね! スゴイでしょ?」


「…………………」

「あら? 微妙な反応?」

「それのどこが『不謹慎でない』内容だと言うんですか!」

「ええええ〜? だめ〜? あ、ほら、ヤンロンがモデルのパートナーデータもあるから、これ、モニカにテストさせるから!」
「結構です! そのようなことをされて、万一マサキに誤解でもされたら…」
「え? マサキ? マサキってモニカのこと好きなの?」
「あ…! い、いや、ど…どんな揶揄を受けないとも限らないと…」
「あはは〜、マサキならやりそうだもんね」
「…………………………」
「…ヤンロン? 急に真剣な顔して、どうしたのよ?」
「い…いえ、何でもありません。と、とにかく! これは我々魔装機神隊の品位に関わる問題です! そのようなものの販売は容認いたしかねます!」
「あ〜ぁ、これなら魔装機全機完全改造できると思ったのになぁ〜」
「諦めて下さい」
「はいはい、分かりました。私だって、あんたの説教なんてごめんだわ。違うもの開発し直すわよ」


「…………」

(モニカ様ではなく、マサキにテストしてもらいたいなどと……僕は何という不潔なことを!!!)



「なぁ、ランシャオ。お前のご主人様、さっきからず〜っと一人で百面相してるけど、大丈夫なのか?」
「………は、はぁ、多分…(溜息)」

:::::::::

 ランシャオくん、籠絡完了!
 残るは大本命・歴史の非常勤講師です!
 ちょっとさわりだけプレイ。

「あ、先生、ちょっと話……」
「会議だ」
「…か、会議っていつまでですか? 終わるまで待ってます!」
「会議は1時間ほどだが、君と話をしている時間はない」

 これ以上あってたまるかっちゅーくらいのブリザードぶり…(><)


 って、すみません。こんなことばっかりしてるものですから、アンケートへのお礼、遅れてしまっております(><)
 近々、必ずお返し致しますので、いま暫くお待ち下さいませ!m(_ _;)m


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