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2011/04/17(日)
あの日は・・・
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東日本大震災から１ヶ月あまりが経ちました。
しばらくはＰＣに向かう気にもならず・・・このページも更新しないままになってしまいました。
ご心配をいただきまして有難うございます。
あの日は・・・
１４時３０分過ぎまで仕事をして１４時４０分ごろ帰宅、留守番をしていた もみじをすぐに広場に遊びに連れて行こうと準備をしていたときのことでした。
Ｔａｋｅさんは、都心のオフィスで仕事。長女ヨッピーは大学陸上部の合宿で富里に行っておりこの日は帰宅する日になっていました。そして次女ユッキは、中学の卒業式を控え、短縮授業のため友達とショッピングモールに自転車で遊びに出かけていました。
なので家には私ともみじの２人だけ。
１４時４６分。。今まで経験したことのないほどの強い揺れの地震。家全体がガタガタと大きな音をたてていました。
もみじは以前から地震が来ると 自らハウスに入って避難するので
このときもハウスに。
私はハウスの前にすわり「大丈夫だからね。大丈夫だからね」ともみじとそして自分に言い聞かせるように言い続けていました。
その間、食器棚の食器が何枚か割れる音がしたり・・・『どうなっちゃうんだろう？』という恐怖を感じていました。
やっとおさまったので、すぐにＴａｋｅさん、ヨッピー、ユッキの携帯に電話をかけましたが、すでに誰にも繋がりませんでした。何回かけてもダメ。。。
そのうちに何回も余震が・・・本当に怖かったです。
しばらくすると近所のお宅の人が外に出て数人集まっていました。みなさん、やはり相当怖い思いをされたそうです。
もみじはというと、ケロリとしていて『あれ、広場に行くんじゃないの？』って顔をして私を見つめてきます。
気持ちを落ち着けるためにも、ちょっと出かけて見ようと思い
もみじを連れて広場に(広場は我が家から徒歩５分弱のところにあります）出かけてみました。
我家のあたりでは、とりたてて大きな被害はなし。
普通に歩いている人を見て気持ちが少し落ち着いてきました。
もみじと２０分ほど出かけて帰宅。電話は相変わらず通じませんでしたが、程なくユッキが帰宅。
そしてその後１時間ほどでヨッピーが帰宅しました。
話を聞くと、ユッキはやはりショッピングモールで地震に遭い、その後、友人の家でしばらく避難したあとに帰宅したそうです。
ヨッピーは合宿からの帰宅のための電車の中だったそうで、車内アナウンスで電車がこの先は動かないことを知り、陸上部の先輩達とすぐに降りてタクシーで相乗りし帰宅しました。
判断が早かったため、スムーズに帰宅することが出来たようです。
新宿で働くＴａｋｅさんは・・・案の定、一晩 職場で過ごすこととなり翌日の午前中に帰宅しました。
当日の夜はというと・・恐怖心がいっぱいで・・・すぐに避難できるように洋服をきたまま リビングのコタツでヨッピー、ユッキと私ともみじでテレビをつけたまま寝ました。
もみじのハーネスとリードもすぐそこに置いておきました。
電話がスムーズに通じるようになったのは翌朝から。
時間が経つほどに明らかになってきた被災地の惨状に衝撃をおぼえ心が痛みました。
３月１５日には、ユッキの卒業式。
どうなることかと思いましたが、無事に卒業式が予定通り行われました。
１６日に出かける予定だったディズニーシーはもちろん中止！！
１７日に行われた高校の入学予定者説明会も、説明会の時間直前に計画停電になり、急遽、薄暗く寒い体育館でのマイクは拡声器に。。（声が割れて・・聞き取りにくかったぁ〜）
高校からの帰りの道の信号は停電で点いていませんでした。
ただ・・我家のあたりは計画停電の対象外ですし、ライフラインもすべて無事だったのでさほど不便を感じずに済みました。
地震後のもみじは、特にナーバスになることもありませんでしたが知り合いのおうちの猫ちゃんは地震のときに一人でおうちにいて余程怖い思いをしたらしく、あの日から今でも地震が来ると ものすごく怖がるそうです。
お散歩で会うウェスティのＫくんも嘔吐と下痢が続いたそうです。
あの日以来、人間も動物も皆 多かれ少なかれ心に何かを抱えているんですよね。
写真は３月１５日撮影です。
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