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2011/08/12(金)
一枚のハガキ
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99歳日本最高齢監督・新藤兼人が自らの戦争体験を基に描く「映画人生最後の作品」。
戦争ものはお年寄りが多いです。
自分達の生き抜いた時代を振り返っているのでしょうか。
経験した人にしかわからない苦しみや辛さが、あの時代にはたくさんあったのだろうと思います。
この映画の中で、タイトルにもなっている一枚のハガキの内容に重みがありました。
「今日は お祭りですが あなたがいらっしゃらないので 何の風情もありません」
ここでは、戦地に赴任した夫にあてた妻のハガキですが、
これは誰にでも感じることのあることだと思います。
相手への尊さを感じられる素敵な文章だなと感じました。
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