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2014/05/10(土)
生まれ持って
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何でも、変わることのない、或は変わったとしても、もうその時には持っていたということを無かったことには出来ないような、「性質」を持っていることを考えます。 顕在する時期には違いがあるかもしれないけれど、周囲の対応も違うかもしれないけれど。 でも、その人について回ってしまって、取り除けない、どうしようもないもの。
よくネットで「クズ」って呼ばれる性質があります。 それは総称なのですが、とにかく、卑下される、侮蔑を向けられる性質。 それを、生まれ持つということ。 どういうことなんだろう。 考えても答えも意義もない考えで、ただの思考ではありますが、深さはある。 生まれ持つ性質の中でも、目立ってしまうもののこと。
生まれつき悪い子、というのはいる。 それは、哀しい環境で悲しい思いをし、暴力的になったり逃避的になったりするのとは全然違う。 生物として、動物として、群れとして不自然なぐらいに残酷な、生まれつきの性格。 どういうことなんだろうと、考えます。
考えても仕方のないことを考えるのは、そこに自分が逃げ込もうとしているからだろうか? そうも、また、考えます。 考えるばかりで、進めない。 辿り着けない。
そういう生まれ持ったものが、人それぞれにあることを、自分の周囲に照らし合わせる。 強さだとか、魅力だとか、淫蕩さだとか、最後の最後に、他を剥ぎ取られてもその人自身として残ってしまうもの。 魂とはそういうものだろうか。 私にもそれはあるだろうか。 それはどんなものだろうか。 何の為に存在して、どうして皆違うのか。
私になんか分からないことだと思うので、じっくり、死ぬまで、考えられます。
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