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2013/02/08(金)
犬頭の人生
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あー寂しいなーと、思いました。 朝、目が覚めた時に。
夢を見たのですが、その中で私は犬の頭をした人でした。 ボルゾイとかアフガンみたいな感じの、白い鼻の長い犬。
でも夢なので、頭がどうとかではなく普通の人生を送りました。 その中で、寂しい部分だけ記憶に残ったのです。
幼い子供でなくなる時、学校へ入って狭い世界が終る時。 学生時代の中で過ぎ去っていく時間、変わっていく人間関係。 私の頭は犬なので、皆それなりに可愛がってくれて。 それでも、離れて、別れていく。 学生生活が終わり、親しく大好きだった友達と分かれる。 消滅していく関係の予感を持ちながら「またね」と言う時。 とても寂しかった。 切なく、後を引く気持ちでいっぱいだった。
犬なので、仕事は上手くいかず。 ぶらぶらしながら過ごしていたのだけど。 その中でも出来た友達と離れたり。 そういうことばかり記憶に残って。 犬だからか、今みたいに趣味も無くて、人と話せないことが寂しくて。 人と付き合ったりもするんだけど、やっぱり別れが待っていて。
とにかく、好きな人達、友達との道がどんどん別れ、離れていく。 その度に学生生活の終わりと、沢山のさよならを思い出す。 そういう人生でした。 でもそれぞれの別れがそんなに悪いことじゃないとは分かっていて。 祝うべきだったり、納得すべきだったり。 でも寂しいことには変わりなくて。
起きてからも本当に胸が苦しかったです。 ただ犬の様な無闇な親しみと憧憬が残っていて、それが甘い感じで。 「自分が犬だから仕方が無い」の気持ちも残っていて。 なんだかこう、夏休みの終わりみたいな感じでしたよ。 実に困る!
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