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2013/11/22(金)
変化の速度
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昔、毎日見ていたサイトの、もうほとんどが消えています。 閉鎖、消失、ジャンル移動、放置。
このサイトだって随分ぽつぽつした更新になっています。 それは前からかな。
とにかく、色んな物は形態を変えていく。 その速度。 それは見ている私達が学生時代を終え生活が変化する速度であり。 作っている人達が成人し親になり趣味を手放す速度であり。 或いはサイトというものを作り始めた人達の人生が終わる速度かも。 80歳の人とも8歳の人とも同じ趣味で語り合えるかもしれないけど、決定的に違う部分はある。 それはツールや体験の違いじゃなくて、今いる場所の違い。 人生と言う一瞬を同じ時代に過ごせる人なんて、なんて少ないことか。
私の人生も一瞬。 その一瞬の中の今。 幼少時代、学生時代、成人して、今。
あれはどうなった、あっちはどこへいった、あんなもの捨ててしまったっけ。 もしくは、「これはまだ好き」。 どれだけ大好きで愛していて熱中していても手放してしまうものが多い。 手放せない物は、好きというより業とか性質とか、執着とか。 あとはただ、手放すことが寂しいだけ。
これからは、どうなんだろうかとか。 考えても仕方の無いことだけど。 今好きでいられる物のどれだけを、最期まで好きと言えるのか。 十年後は、二十年後は? 私の好きな人達の死を、見送るのか、見送ってもらえるのか。 誰が一番なのか、それまでに何をしたいのか。
無常なんて名前は付いていない気がするけれど、酷く広い所に立っている様な気持ち。 包まってしまえる毛布が欲しいのです。
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