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2012/06/02(土)
更新改めて
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5月31日に更新しました、「HITOGATA2」に付いてです。
女の子を作るのが念願だったので、大分嬉しいです。 作品というよりは、私が欲しかったオブジェを作ったつもりです。 なので既製品から口と鼻の型を取ってそれを元に弄ってます。 もう原型はないですが、ちょっと元の子と‘同族’っぽくしたかったのもあります。
私には人体に対する幾つかのパーツのイメージがあります。 頭は‘鳥’、手だと‘石膏’、性器は‘植物’とか。 胴体部分、特に女の子の体のイメージは‘果実’が強いです。 少年に鉱物イメージがあるのと対で少女には果実イメージ。 そもそも鉱物と果実には共通した静物としてのイメージがあります。 この子は、「石榴っぽいヒト」でなく、「ヒトっぽい石榴」として作りました。 石榴部分が主体。 なので手足は作りませんでした。 有っても良かったけど、無くても良かった。
石榴部分は胴体の中に開いていて、歪んだ立方体の角を切り取ったような形をしています。 使用したのはガラス製のビーズで、結構奥まであるので中を照らすと割と綺麗です。 赤と濃い赤の二色混合。
一号を白肌にしたので二号は肌色にしました。 一号で手足を作るのに無茶苦茶な苦戦をしたので、手足の無い子を二号にしました。 予定していた手足を作るのを止めたのでなく、同時に作っているものの順番を変えただけですが。 手足は無いですが、球体関節は固定でなくてゴムで引いてます。
ヒトガタと言いつつ、一号も二号も人の形でないものを作りました。 もう自分が何を作りたいのだかよく分かりません。 ヒトと人の間、でも人間じゃないもの。 そういうものに引かれます。 魅かれるじゃなくて引かれる、引っ張られる。 何かそこに私が好きなものか、私が求めるものがあるのだと思います。 もしくは私があんまり自分を人間だと思ってないのかもしれません。 まあクズではあるのですが。
それはそうと、こういうオブジェどなたか既に作っていると思うので見つけたら教えて下さい。 見たいです。
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