DaysFragments
四人が書く順番や割合はランダムです。内容は各個自由に。
毎月、一日にイベント予定等が載っています。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2012年6月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新の絵日記ダイジェスト
2020/05/30 遺言
2018/09/02 更新
2018/06/21 更新
2018/04/22 更新
2018/02/04 更新

直接移動: 20205 月  20189 6 4 2 1 月  201710 8 7 6 5 3 月  201612 11 10 9 8 7 6 4 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 月 

2012/06/16(土) プーリップJGirldom!
《Alice In Girldom!》

彼らの国は「Girldom」少女王国。
Girldomでは、女の子が女の子である限り地位と力があります。
それを否定するのは簡単だし、女の子であることを手放せば誰とも争わないでいられる。
ただ、そうすると力も手放してしまうので無くなる権利もある。
例えば三月ウサギが帽子屋を傘下に入れておいてあげる為には、女の子でなくてはならない。
本人はそんなに自分の性別に拘っていないけど、女の子でいる理由の一つは御茶会の権利。
だから‘三月ウサギ’を手放せないし、寄越せと言われれば戦うしかない。
「Girldom」にいる限り、女の子でいることは戦うことでもあるけれど、彼らはそれを選択している。

基本的にバイなのが「普通」で、どっちかだけに限ると、それは少数派になる。
ビアン寄りなのが白の女王で、アセクシュアルなのが侯爵婦人。
ヘテロ寄りなのは白ウサギと、ある意味では三月兎。
基準はS寄りで白の女王がSM両刀、強Sなのが黒の女王とハートのクイーン、チェシャネコ。
M寄りはいもむしぐらいなもの。

優しいのは帽子屋と気が向いた時の侯爵婦人ぐらい。
あとは皆基本的に優しくないし、そこまで仲も良くない。
でもいちゃいちゃするし、その時はほとんど自分が捕食者側だと思ってる。
三月ウサギは性同一性障害だけどフェミニスト。
フェティッシュなのはいもむしで、オタク気質なのは白の女王。
白の女王と黒の女王は、一緒にいるしそこそこ似てるけど、内面は割合に真反対。
だからこそ上手くいってる二人組。
三月ウサギは女の子にしか優しくないので、帽子屋をそんなに労わらない。
帽子屋は三月ウサギを女の子として見てしまう部分が有ることにちょっとした罪悪感。

・すごく、私自身の「十代後半の環境」が直球に現れた世界観設定だと思います。
私自身は、「女の子」でいることは放棄してしまったけれど。
女の子でいればもうちょっと出来たかもしれないことと、放棄したからこそ出来たことが有る。
それを選択させてくれたあの場にとても感謝しています。
戦うことから睦むことまで色々強いられたけれど、「選べる」の幸福と苦痛を教えてくれた。

白うさぎの様に後ろ向き、三月ウサギの様に違和感を持ち、帽子屋の様に怠惰。
チェシャネコみたいににやついた顔で、白の女王みたいに甘えてる。
黒の女王みたいに粗雑で、いもむしみたいに情報に溺れ、侯爵婦人みたいに自分勝手。
ハートのクイーンみたいに高慢で、いつもアリスに憧れてる。
そういう駄目人間が私です。

同時に、どの特徴も私が青春時代に愛したことの部品だと思います。
嫌いな人にも憎い人にも鋭い部分が有って、それは離れて思い出せば皆輝かしい。
酷いこともされたけれど、あれは幸福だった。
私のGoldenAfternoonでした。
 


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.