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2012/01/04(水)
「だから」
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「だから」イジメと、イジメ「だから」って、いう二種類があると思います。
基準より10kg重い子がいる。 その子がいじめられる「と」デブと呼ばれるのか。 その子はデブ「だから」いじめられるのか。
いじめられなかったら「大きいね」って言われたかもしれない。 「デブだね」っていわれてもいじめられるとは限らない。 でもいじめられれば、確実に「死ねデブ」って言われる。
いじめに「原因」ってすごく複雑な要因で。 それは結局、いじめられる方に原因があるのか無いのかって言う話になってしまうからだと思う。 私はそれは、場合によると思う。 だって、いじめられる側と同じ様に、いじめる側にも個性というものがあるから。
勿論、いじめられてこそ言われる悪口はある。 いじめられてるかそうでないかで変わる言葉は有る。 「真面目」が「ガリ勉」に。 「素直」が「バカ」に。 ブスなんて誰にでも言えるし、臭くなくたって臭いと言える。 でも、人間が目立つ相手に対して気に障ると感じるのは事実。 集団から少しでもはみ出れば、そこに衝突は起きる。 子供は大人より「許されることを知ってる」だけで、これは年齢には寄らない。 ただ、大人の方がその気持ちを哀れみや優越感に変えることが出来る人が多いだけ。 子供は大人よりも純粋というのは、そういう意味でなのかも。
「だから」いじめ、は原因さえ無くなれば消える。 最初の話なら、痩せればそれでいい。 でもいじめ「だから」、は変えられない。 どんな状態でも、何処へ行っても、いじめは存在する。 いつもその標的になってしまうという人もいる。 でもそれは、性質だから変えられない。
なんだか、生物学的な話だと言う気がします。
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