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2011/05/13(金)
フィギュアスケート
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疑惑採点の話を。 でも私は、特に熱心なファンという訳ではありません。 有名な選手や気に入った選手しか見ないし。
ここまで疑いが大きくなってしまったのは、2方面の理由があると思います。
まず、不調の事実と競技の形態。 誰が見ても分かるポイント制ではないし、好き嫌いも大きく関わる。 美術とか表現なんて、普通に見ている人のほとんどは分からない。 自分が良いと思った物が評価が低かったら、何故?となるのも当たり前。 これはある意味変えようがないです。 でも、審判をもっと透明性の高い形にするとか、そういうことは出来るのでは。
あとはメディア。 あれだけ八百長の話が盛り上がっても、ほとんどその放送をTVや新聞では見かけなかった。 それはそうだと思う。 不確かな話だから。 でも、それでももっとやっぱり取り上げるべきだったと思う。 八百長の疑惑についてでなくて、採点について、その基準に付いて。 細かく分かり易く何度も放送して、「やっぱりおかしい」或いは「仕方ないことだ」と。 どちらか思わせてほしかった。 国を挙げて「八百長だ!」ということは大変難しい話だと思う。 下手したらどこかの国の様な自国擁護になってしまってみっともない。 でも、自国の選手を守らないのもどうなのだろう? どうせ他のスポーツよりも取り上げるのだから、何回も報道して「不思議ですね」「採点低いですね」って言えば良い。 そう思ってることが、他国に伝わるぐらいに。
自国が優勢なスポーツを大きく応援するのなんて当たり前だと思う。 算数で良い点取れる子がいたら、親は勿論それを褒めてあげるだろう。 自国の選手を心から応援して、他の国の選手とせいぜい比較すればいい。 ただし「強い」選手、全部と。 どこかの国だけピックアップなんてされるとメディアの陰謀を感じてしまう。 そうじゃなくて、上位の選手は全部ピックアップすればいいじゃない。 常に上を目指して、変に「ライバル」なんて盛り上げ方するのやめればいいじゃない。 スポーツなんだから。 芸術なんだから。 もっと客観的に冷静に、分析することが出来れば良いメディアと感じるのだと思う。
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