|
2011/12/21(水)
壁
|
|
|
単純な話、好きな人に好きになってもらえないというのは確かに悲しいことですが。 それは、望む人と望む関係になれないということで。 人は理想とは違うと言う、やっぱりすごく単純な話だと思うのです。
男性からも女性からも、そういう話は結構聞いたことがあります。 同性が性的対象になるタイプの人からも。 私は特定に人とそういう関係になりたいと思ったことがまだ無いのでちょっと分からないのですが。 でも、それって何かに似てるなとずっと思ってて。 それを、最近思いつきました。
性が邪魔になる、という話。 例えば「ノンケに恋すると辛い」みたいな話。 でも、それって恋の話だけじゃないと思うのです。
私はバイセクシャルなので、女性も男性も恋愛対象です。 同時に、どちらも友情の対象です。 どちらにも素晴らしい点があると思いますし、どちらともなるべく仲良くしたい。 けれどしばしば、男性との距離の取り方を失敗します。 それは私の失敗かもしれないし、ただ単に向こうの拒否なのかもしれない。 「女とは友達にはなれない」という、それ。 それって要は、「ノンケに恋すると」っていう話と近いと思うのですよね。
正直、全然分かりません。 どっちかしか駄目っていうのがどういう気分なのかが。 友達の性別を選ぶって言うのも、理解出来ない。 だって仲良くなれる可能性なんて、なるべく多い方が良い。 それを言語で、地域で、宗教で、思想で、削ぎ落される。 なのに、更に性別で狭めようだなんて。 それじゃあ友達に出来る人なんて、すごく限られてしまう。
自分と違う人と仲良くなりたいと言う願望があります。 色んな理由があるけれど、でも、とにかく対人関係の幅は広い方が良い。 狭くなっていくと、自分自身も狭くなる気がする。 だから、身体的に違う性別の人とも仲良くしたいのです。 十代の頃は結構それが出来ていたのに。 やっぱり環境が特殊だったからなんだろうか。 今、あの関係が持てないことがひどく寂しいです。 それが大人だと言われるのかもしれないけれど。 私は全然大人には成長していないと思うので。 子供のまま老けていくだけだと思うので。
要約:男友達も欲しいです
|
|
|