|
2011/11/18(金)
闘志
|
|
|
身内とアニメを見ていたら「この作者の、‘女の子だから本当は戦いたくないの’っていうキャラ作りが嫌」って。 そういう話が出ました。 私もそれはあまり好きになれません。
男性でも人を傷付けるのが嫌いな人はいるし、女性でもカモン暴力な人はいます。 個人的に、周りには結構闘鶏みたいな女性がいました。 なので暴力、DVは男女を問わずちゃんと処理されればいいのになと思ってます。
私は弱いので、十代の時とかよくボコボコされてました。 男性よりもむしろ女性に。 出会い頭にラリアットとか何度くらったことか。 本気で半身不随とかを心配してました。 でも、喧嘩はそんなに嫌いじゃないです。 私の場合は喧嘩=負けに近いので、この表現だとMにしかならないですが。 勿論、一方的に殴られるのはすごく嫌で怒りと憎しみを感じます。 でも、対等な状態で向き合って自分が負けるのは自分のせいですからね。 人種、性別、筋力、体格、経験、どれも自分のものです。 結果がどうあれそれが自分のことなので、恨みようが無い。 嫌なら出来る限り逃げたり、負けを小さくしたりする努力をしなければいけないのだし。 それをしないで向き合って負けるのは、私の選択の結果。 結局、勝ち負けや強弱の問題を差し置いて、魂に「喧嘩嫌いじゃない」って書いてある人とそうでない人がいるんだと思います。
当時は護身術みたいなものを習ってたのですが、結局負けるので私は試合がそこまで好きではありませんでした。 でもマットに上がる時の人の顔は、緊張感があってとても好きでした。 そこにある怯えとか闘志とか、そういったものの混在がすごく好きで。 それを見るのが一番の目的だったと思います。 あれはとても、燃える。 強くて負けそうにもなくて、自信を持ってる人の表情より、怯えがある方が綺麗だと思ってました。 怯えの表情は好きです。
|
|
|