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2011/01/07(金)
十五日目の夢
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夢日記になりつつあるが、他に本当に書くことが無い。 箱庭だと思って眺めて欲しい。
薄暗い廊下は灰色。 蛍光灯の黄色がかった白。 研究室のような場所に檻、中には子供。 少女だろうか。
私は顔の無い化け物。 人のように歩くけれど、人ではない。
子供たちを一人ずつ世話する。 彼らは諦めていて、私に少し懐く。 私も少し、彼らが好きだ。 彼らは綺麗で大人しい。
世話をして、そして彼らを食料にする。 髪の長い少女、私のことを優しい目で見ていた。 時々は微笑みだった。 私も静かなその子と過ごす時間を好いていた。 でも、順番だ。 その為にここにいて、その為に世話しているのだ。
やがて順番が来て、やがて私はその子を食べた。 美味しかった。 私にとって当然のことだった。 悲しくはなかった。
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