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2010/08/15(日)
視点と感謝を
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女は政治に関わるななんて、そんな古臭いことを言う人が今でも結構いるものですね。 遺憾です。
そもそも政治とは何かを考えるべきだと思います。 戦うだけならそれは大半が男性で結構でしょう。 でも、進化の方向性から考えればそもそもコミュニティの機能は女性の分担ですよね。 群れを作り食物を維持し連携することで子供を守り育てる。 類人猿の群れだって、種族によってはボスが雌の人気で左右されるそうです。 宗教でも政治でも、女性を排除するのは愚かなことだと考えるのが合理的だと。 だって戦うだけで維持出来るほど、現在の社会は単純ではないのですから。
女性は感情的でヒステリックだなんて偏見もあるでしょうが。 そうだとしても、少なくとも1/3はいる一定の民衆の特徴ですよ。 それを無視して成り立つ社会なんてあるわけがない。 最初っから取り入れて考慮した方が効率も良いでしょう。
そもそも、女性の定義をちゃんと考えていない人が多過ぎると感じます。 XXがどんなに苦労して現在の繁殖法に至り生き残ってきたか。 どんな人間も、母が血を流して死と闘って、やっと生まれることが出来るのに。 どれほど強い男性であろうと、必ず母から生まれ、女性の血に育まれて生まれる。 女性が滅びれば人類が滅びる。 だから守るのは当然でしょう。 それで主張の権利を行使するのが気に食わないなんていうのは傲慢です。 自分達も半分かそれ以上がXで出来ているのに、完全に違うものだなんて思うのは選民妄想もいいところ。
もしも女性の参加が不都合を生じると言うのなら、それを修正すればいい話。 生物的な、そもそもの雌としての不都合は何もない。 社会的・文化的なものなら、私達が自分で作り上げた間違いなのだから修正も出来るはず。 教育と理解の上に、社会の維持に貢献出来る女性を増やしていけばいい。 簡単に考えて、国民の1/3しか政治的に機能しない国より、全部が政治に参加する国の方が強くなれる。
それが嫌なら、女性がいなくても続いていく社会を作って籠って欲しいものです。 私はそんな社会は嫌ですけれど。
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