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2010/08/10(火)
薄氷の上で右往左往
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何故自国の首相に裏切られなきゃならんのですか。 どうして自分の国民に騙し打ちみたいな真似をして平気なんですか。 そこまでして首相の座を維持したいですか。 外国人票を集めたいですか。 それで自分の名前が、どんな風に残ると思ってるんです。
「日韓併合100年を迎えての首相談話」、というものが終戦記念日の15日に発表される予定です。 新聞に載っている様な「植民地支配への反省」というような言葉。 端的に言えば、わが国の代表が、植民地支配の歴史を反省し、謝る談話になるでしょう。 そんな話、他で聞いたことが無い。
民族性ジョーク、というジャンルでこんなものがあります。 英「植民地を厳しく管理し、自分達が欲しい分だけ搾取しよう」 仏「文化を取り上げ、土地を取り上げるが反抗は許さない」 日「いけません。文化を守り、教育と衛生環境を与え、知識を施すべきです」 英仏「そんなことしたら恨まれてしまうではないか!」 まさに。
戦争というのは、どういうものなのか。 個人ではない。 誰かが誰かを襲った、犯人が悪い、という単純なものではない。 国だからこそ、戦争で有って、今までどの人類も逃れられない宿命として背負ってきたことだ。 個人の間でさえ起きる衝突。 これが多数の民族、その文化、生活を背負ってぶつからないわけがない。 争いは常に起きている。 この国も戦争を体験した。 汚染を齎す、強大な威力の原爆を撃ち込まれ、敗戦した。 だが、現代に生きる私達のどれだけが勝敗を意識しているのか。 アメリカに原爆への謝罪を要求した事など無いのは、それが戦争だったから。 そこに尽きる。 我々全員が戦争の責任者であり、人類である以上は勝者であり、また敗者である。 謝罪とは何に、どう謝るのか? 誰のした行動をどれだけの知識で以て背負うのか? 今の首相には、ただ追い詰められた知識不足の中年の背中しか見えない。 民意に向き合う気の無い彼はこちらを向くことも出来ないだろう。
自分をきちんと主張出来ないのは問題だ。 首相が自分の国の利益の為に主張し戦い勝ち取れないのは、罪だ。 それが出来るだけの努力をすべきなのは当然のこと。 自らの度量を見誤って責任を背負ってしまったのなら、更にその責任までもが覆い被さる。 もう何も見えないし、動けない位置にいるのだろう。
期待すべき次の先導者を探してみても、暗い上に霧まで出ている様な悪条件。 国民として、ネットユーザーとして、周囲に対しての正しい知識の扇動者になりたい。
「創生日本」では署名を集めている。 http://sosei-nippon.jp/
こちらは「博士の独り言」内の記事。 http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-3706.html
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