|
2010/07/27(火)
鳥居
|
|
|
夏は明るくて暗い、コントラストの強いハレーションのイメージ。 何故鳥居はこんなにも心を惹かれるモチーフなのか不思議です。
宗教は大体が嫌いです。 銃と同じで、アートに入った時だけ好き。 それはその二つが同じく「ツール」だと思っているからで、使用者があまり良いことに使わないから嫌いなのです。 けれど鳥居のイメージは、ツールというには日常的です。 生活に沿った、共同体の緩和帯の印象。 だから好きなのかもしれません。 「神様」も固定の一人格が入ると人間と同じように憎くなる。 けれど神社の神様はもっと動物的で、自然現象の様に曖昧。 距離があるから、安らげる。 自分達とは違うと思うから、理不尽でも憎くない。 利用し辛いからこその公共性というか、「平等」な感じ。 そしてだからこそどこか人間臭く、陰惨な連想。
鳥居は好きです。
|
|
|
|