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2010/06/18(金)
踊り場
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病院の、踊り場。 以前に撮った写真。
病院は、学校と同じぐらいに懐かしく慣れた場所。 ここは癌センターでもあるので、空気がなんだかゆっくりとしている。 薄い焦りが床の近くに沈澱しているイメージがある。 穏やかというには温い、疲弊と言うには有意義な、少し無機質な時間が通り過ぎている。
踊り場が好きです。 人がいなくて、一人になれるからでもあるし。 こういう、ちょっと余った場所には親近感を感じるのかも。
ここからは街が見えます。 母校の踊り場からは、旧校舎の庭と、隣の民家が見えました。 用水路の様な小さな川。 庭の植物、錆びた鉄、人の歩かない苔に覆われたコンクリート。 生徒の声、鳥の声、住民の生活音。 ただ好きでした。
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