|
2010/03/05(金)
孤独は生命
|
|
|
恐怖や悲しみ。 憐憫や同情、悼む気持ち。 後悔、悲痛、そういう胸の痛むもの。
どうやっても避けられない時や、或いは受け入れないといけない時。 特に理由の無い時や、過去を思い返して感じる時。
そういう時、どうしてだか酷く気持ちが良い時が有る。 気分は悪い。 それなのに、どこかよく分からないところで、何か分からないものが気持ち良い。 感覚として掴めるかどうか微妙な、曖昧で薄い感覚だけれど、確かに快感の一種に感じられる。
環境に対する順応なのかなと思うけれど。 それでも、これは何なんだろうと疑問に感じながらも、ついついそこへ向かってしまう。 限度を間違えると鬱っぽくなってしまうのだけど、もしかしたらこれが憂鬱というものなのだろうか。 でも多分、マゾヒズムよりは普遍的な感覚なのであろうと思っている。 逃げられないものがあるということこそ、自己が孤立に確立したものであるという証明に感じられるからかもしれない。
|
|
|