|
2010/02/20(土)
五輪
|
|
|
オリンピックは、時々見る。 カーリングとかフィギュアとか、結構面白く見ています。
そもそもスポーツをTVで見るということを滅多にしない。 漫画でもスポーツものは読まないぐらいです。 でも、緊張感とか、高揚感とか、感じられるとやっぱり楽しい。 オリンピックならそれに少しは共感出来ます。 世界のトップがその技を披露して競う、その様は絵になる。 素人目にも難しいと分かることが達成された時、興奮する。
でも、選手に付いてそんなに掘り下げる必要は無いと思います。 確かに偉いし、興味も沸くのかも。 だからと言って、子供時代やら趣味やらにどうして取りかかるのか。 人格は問題さえ無ければそれで良いと思う。 そんな時間があるなら、他国の選手も含めて上位者の特集にしてくれた方が良い。 自国の選手とは言え、試合もそこばかり何度も見る気にはなれない。 折角沢山の素晴らしい場面があるのだから、なるべく沢山見せてくれてもいいのに。
比べるのもどうかと思うが、犯罪も同じく。 芸能人についての報道も同じように感じます。 そんなに個人を掘り下げたって、そこに何が見られるのか。 しかも、精神的な部分や本人の記憶ではない。 子供の頃の夢なんて、現在との関係は有無の二択しかないのに。 だったら、尊敬する人や、指導した人の経歴の方がずっと知りたい。
日本は技術に対して、近年では軽視の風潮があるのでは。 プロがプロであること、その技が見たいのに。 人間はオンリーワンだけど、それは天才も屑も同じだから。 そうでなくて、極まった技術、極めた道の、その部分を見たいのです。
また、同じ感想をインタビューにも。 記者が勝手に感情面ばかり優先して望む反応を引き出そうとするのに苛々する。 感動とか、同情とか、視聴者がするので演出してくれなくて結構だ。 「悔いが残りますね?」なんて、質問として如何なものだろう。 涙を浮かべる姿は感動的なのかもしれないが、それをアップで画面に大写しされても困る。 撮影者自身の、選手への敬意は伝わって来ない。 何事でも、「表現者」の人格というのは選りすぐられて然るべきだと思うのだけど。
1日記載のイベント予定を、一部修正。 マリアの心臓の「聖†バレンタイン 展」が、28日まで延長になりました。
|
|
|