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2010/10/26(火)
内臓の夢
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久しぶりに性的な夢を見たので書いていいかとメンバーにききました。 いいと言われたので書きます。
水害にあった街でした。 私にはそこに沢山の親しい人がいて、愛着があった。 でもほとんどのものが茶色い水に浸かってしまった。 人間は逃げ出して無事なようだったけれど、街に戻ろうとしている様だった。
そこに、悪い人がいた。 その人は私の好きな人達を狙っていた。 でも、その人の興味は私にもあった。 私はちょっと不死な人外の生物だったので。 それは秘密なのだけど、その悪人だけが知っている。 そこで取引をして、私は愛着のある人達を逃がしその人達から逃げた。
悪人は酷い人だったので、捕まえた私に酷いことをして楽しむ様だ。 痛みも遮断し半分眠った様な状態で、抵抗もしなかった。 時々目が覚めると、腕や足が半分切断されていたり、首を絞められたりしていた。 悪人は酷いことをするのが楽しそうだった。 大切な人達は遠くへ逃げている。 好きだった場所は水に浸かっている。 私は泥みたいな安心感の底に沈んで、うとうとと解体されていた。
ふと目が覚めると、体の前面を切開されていた。 私は若い男の様で、平らな胸が真っ直ぐ縦に切り開かれている。 ぱっくり開けられていく皮膚の中に真っ赤な色とピンクが見えた。 久しぶりにどこかにぞわぞわとした感覚を感じた。 馬乗りになって内臓にメスを入れている男が刃物を下に滑らせる。 それは妙な快感で、私はうっとりと眠りに戻った。
性器を切り取られる時と、Y字切開、そのまま内臓を眺められている時。 それぞれ目が覚めた。 その度に内臓は再生していて、痛覚も遮断されていて。 ただ、体が損なわれるという少し寂しい様な気持ちは有って。 でもそれ以上に、気持ちが良かった。 その快感の中で私は、きっと人としては既に死んでいて。 それでももっと、もっと酷いことをして欲しいのにと思っていた。
私はタナトフィリアなドMな上、迂遠の変態なのです。 生とも性とも切り離されて無感覚な無機質な、死に向かう肉体の瓦解が快感です。 一生性行為もしなくていいし、長生きもしなくて良い。 ただ安心し平穏に体を壊し死ぬと言う私の幸福は意外に容易い様な気もします。 早く苦痛と切り離されたい。 気持ちの悪い内容で済みません。
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