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2009/09/21(月)
至高の志向性
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満腹なのは幸せだ。 でも、飢えている時の気持ち良さもある。 バランスを欠いた鋭さに似ていて、ちりちりする。 マゾヒスティックなのとも少し違う、動けることの快感に似た何か。
寂しくて寂しくてたまらない時もある。 それも一種の飢えだから、やっぱり近い気持ち良さを伴う。 自分が一人でいることの渇望と、自分が一人しかいないことの恍惚。 あの、上と下にハイスピードで同時に向かう様な気持ちが好き。
最近は、何かしなければという焦燥感をよく感じる。 でも何が不安なのかがよく分からない。 どうすればいいのかが分からない。 頑張るやり方が分からない。
曖昧なのは苦しいけど、曖昧でないと生きていられない。 はっきりすると楽だけど、はっきりさせると死なねばならない。
日常は曖昧だからはりきれない。 宗教は楽だから頼りたくない。
呼吸の様に生きて死ぬ人が羨ましく、疎ましい。
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