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2009/09/27(日)
カルマ
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誰かが不幸になる話は嫌いです。 そもそも幸せに思えない人生自体が嫌いです。 でもその割には、幸せではない人の話をよく読みます。 特に恋愛において、人為で無く、どうしようもない状態の辛さが書かれたものをよく読みます。 病気で死ぬとか、そういうのは不幸だとは思わないので別にして。 もっと、自己の内部から発生する苦痛のようなものを。 巨乳とか髭とか、そういうものに色気を感じる人がいるように、業に色気を感じます。 人の業は苦しくて、でもとても蠱惑的。
でも、そうじゃないだろうと言われれば否定は出来ない。 きっと、大半は私自体の業が要因。 自分が優しくなれないから、優しい人間に近付くのが怖い。 自分が強くないから、強い人間に夢を見る。 必死になるのも、大切にするのも難しい。 それでもなお人を好きになる、そういう業が羨ましい。 自分と似ているのに、自分には出来ないことをしている人に嫉妬する。 重ね合わせて満足する。
誠に、業というのは煩わしいものだと感じます。
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