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2009/08/13(木)
夏季休暇A
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写真はデザインフェスタギャラリー。
森林や草原に佇む野生の動物は美しい。 種類は何でもいい。 日光が毛皮を照らし、その筋肉と骨格が自由に動く。 生きる為に生きるそれは例え様もなく美しく、尊いものに見える。 心魅かれる。
けれど、暗い部屋の中、鎖で雁字搦めにされていたら。 動きを制限され、判断を去勢され、他者に支配されている様子。 それだったら、美しくないのか? 否、絶対に、それでもやはり美しい。
悲しいものは美しい。 惨いものも美しい。 幾ら目を向けられなくても、そこに美しいという言葉で表現されるものは確実に存在する。 それをどうやったら否定が出来るだろう。 心魅かれるということを、否定は出来ない。 例えしたくても。
その業の深さが、好き。
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